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9回生B組で建築家、声楽家の東直彦です。本業で苦戦しているくせに川柳の家元もやって います。お楽しみ下さい。
芭蕉の築いた俳句の世界「奥の細道」をも包摂した
広大で自由な川柳宇宙を築こうと思い、「手前の太道
(ふとみち)」としています。
◇宇宙川柳・手前の太道<20年10月号>【家元東柳】
我問うは何時も一人で無観客
接客中 時計チラリを見破られ
大統領のニュース見る度脳劣化
断捨離にされないように我やもり
初蚊帳やはしゃぐ子ら見る母繭目
雨ニモマケズ 漏レナイ家ヲ 設計シタイ
翻本は こなれた頃に 読み終り
退院後毎朝鏡に父の顔
地に埋めてどうやって天に翔ぶのだろ
終息後「GO TO 設計事務所」やってくれ!
★おまけの戯れ句、狂句、破礼句
御歳暮にウニ缶送り This is アッ カン!
総合的俯瞰的につい欠伸
杉花粉クシャミ鼻水ゴホン絶句
ローンウルフと称する君は腹出すぎ
ステイホーム蟄居終わればアウシュビッツ
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