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しのぶ日記

 投稿者:大塚 枝伸  投稿日:2017年12月 9日(土)18時44分25秒
   加齢による眼瞼下垂(がんけんかすい)なのか、瞼がたるんできました。眼が開きづ
らいと友だちに話したら、手術は片目ずつで保険が適用できるので心配しなくても大丈
夫さ、と妙な助言をくれました。
 このところ目を酷使していることも原因になっています。久しぶりの眼精疲労で目に
痛みが走っています。今日からしばらく読書と、書店での立ち読みを休むことにします。


「コピー」

 我が家のような所には魅力的なコピーで彩られたポスターは貼られていませんし、電
光掲示による広告塔もありません。
 その点、都会歩きはたくさんのコピーと会えるため、何時間歩いても飽きることがあ
りません。東京に行ったときのコピーでは『LUMINE』のポスターが出色でした。
 『LUMINE』のポスターに注目したのは10年ほど前のことです。「試着室で思い出し
たら、本物の恋だと思う。」というコピーです。
 「似合っているから、脱がせたくなる。」も強烈なインパクトを与えてくれました。
今回は、雪化粧している幻想的な森の倒木に、女性が座っている写真に「夢は見ない。
あなたを見る。」のコピーです。写真は蜷川実花さん、コピーは尾形真理子さんがずっ
と担当しています。
 このコンビは女性の自尊心をくすぐったり、ときに挑発し、ポジティブに過去は過去
として今に生きるというような躍動する女性を提案したり、なんでもない言葉に輝きを
もたらせる画像とコピーを与え、ポスターに命を吹き込んでいます。

 コピーのパワーってすごいです。知らないものを親しみのあるものに変え、生活に密
着したものにしてくれます。古くは「3時のおやつは文明堂」「チョコレートは明治」
「セブン‐イレブン いい気分」がありました。「ゴホンと言ったら龍角散」や「お口
の恋人、ロッテ」も馴染みのあるコピーです。
 『LUMINE』のポスターの前には、「恋が着せ、愛が脱がせる。」というこれまた意味
深なコピーで話題となった伊勢丹のCMがありました。
 いずれもが、たった一行なのに短編小説を読んだようなストーリーを与えてくれます。
それらを読むたびに、私なりのストーリーが展開できて、良いコピーは充実したひとと
きをプレゼントしてくれます。
 次回の都会歩きはいつになるのかわかりませんが、小さなポスターも見逃さないよう
にして、言葉の森を散策してきます。


「私事ですが」

◆不思議なもので電化製品が一つ故障すると連鎖反応が起こり、Y君の家は冷蔵庫・洗
濯機・ファンヒーター・炊飯器などの白物家電が不調とのこと。ボーナスの無い年齢に
なって壊れたことを嘆いていました。
 我が家もメーンの冷蔵庫がときどき不穏な音を立てていますから、「もしや」がある
かもしれません。
 そんな白物家電の前に生活必需品が一斉に無くなり、ホームセンターとスーパーマー
ケットと薬局を巡ってきました。
 発泡入浴剤、ひげ剃り、薬用歯磨き、サプリメント、消化薬、ハンドソープ、キッチ
ンハイター、にがり、バージンオイルを始め16品目です。
 いつもは友だちが揃えてくれているので、自分がメモ帳片手に買い出ししてみますと、
友だちの心遣いと、私の希望する商品を探して幾つかのスーパーを回ってくれる行動力
に感謝の気持ちが一層強くなります。
  そんな想いを持って今夜も柚子の発泡入浴剤風呂に浸かれば、心の芯まで温まってき
ます。

◆今年は四半世紀ぶりにクリスマスケーキを食べてみようかなと思いケーキショップで
注文パンフレットをもらってきました。
 年に一度ぐらいチーズケーキを食べることしかないため、ケーキの価格には無知です
けど、スペシャル苺ショートケーキ4号(12センチ)で税込み3,800円にビック
リです。いちごデコレーションでも税込1,800円です。独り暮らしには食べきれな
いことを理由にして、クリスマスケーキの購入は見合わせようと思っています。
 独り暮らしで食べきれないといえば、「おせちセット」も同じです。毎年、電話予約
を促されます。でも一度付きあって懲り懲りしたので今年も頼みません。
 一の膳から三の膳までで私が食べるのは伊達巻き、イクラぐらいです。せめて大晦日
近くになったら「祝い肴三種」というものだけは揃えることにします。
 その「祝い肴三種」。こちらでは黒豆、数の子、田づくりの三種のことを言います。
 黒豆は日焼けするほどマメに働けるようにとの願いが込められているそうです。数の
子は子孫繁栄を願い、片口イワシの稚魚を干して飴炊きにした田づくりは、片口イワシ
が農作物の肥料だったことから、五穀豊穣を願っているとのことです。
 こうなると数の子と田づくりは今の私には縁のないものになるので、黒豆だけにしよ
うかとも考えてしまいます。
 おせちの三段にしも、祝い肴三種にしても、「三」が完全を意味することから正月に
ゲンを担いでいるらしいです。

◆小学4年のS君が教室に入って来るなり、「担任の先生が俺が悪いように言うので、
校長室に行って来た。でも校長先生は俺が悪いという。もう最悪っす」とまくしたてま
す。
 型にはめる教育をする学校と、そのときそのときで自分の意見を言い、先生の指示に
従わないこともある彼。何回か担任と衝突しています。

 今回はS君の主張が正しいと判断しています。S君は頭の良い子なので、時間が経つ
と自分の言動を冷静に述べられるため、S君の言っていることを信頼しているのです。
 S君が言うには「相手の子は成績が抜群に良い子なので、担任はそんな子がオレの消
しゴムやキーホルダーを隠すわけがない。他の誰かがやったことをオレが勘違いして、
オレがその子にいきなり文句を言ったり押したりしたと言う」のだそうです。担任と話
してもラチがあかないことを経験しているS君は校長室に向かったのです。
 手を掛けるのは悪いこととして、その話を聞きながら、正しいことがまかり通らぬこ
とは大人にの世界にもたくさんあることだと思いついた裁判がありました。
 裁判でも必ずしも正義や真実が必ず勝つとは限りません。人間である裁判官が判断す
るものですから間違えることもあります。金目的のみで動く弁護士もいるので、弁護士
が良心と良識に基づいて行動しているとは限りません。「法廷対決」の現実は醜いもの
を見せつけられます。
 私の友だちの裁判はどうみても友だちに正義があります。裁判内容や経過などの詳細
は書けませんが、正義と真実を述べている者にはたまったものではありません。それを
あざ笑うかのように冷酷な判決が用意されることがあります。
 相手が弁護士を通じて意地悪の限りを尽くすのは、自分の欲望を最優先する自己中心
的な性格で、罪悪感を抱くこともない人です。戦っている人を陥れることに関心を集中
させ、相手を憔悴させることに快感を感じる人です。
 テレビでは弱い者の味方という評価を受けている弁護士も、実体はピンキリなのです
よね。

 調停や裁判を一年以上闘っている友だちに、何の力になってあげられない自分がはが
ゆいです。ちょっぴりでもいいから心が軽くなる言葉が伝えられたらいいのにです。
 自分にとって大切な友だちであればあるほど、何かしてあげたい、力になりたいと思
い、手伝えることがあるならそうしたい。そして苦痛をやわらげ笑顔にしてあげたい、
と願うのですが。。。


「いただいたメールから」

●「新しい年号を予想したことがある」というメールを読んだとき、そういえばと調べ
たのは江戸時代のことでした。
 新天皇が即位する同日から新元号になるわけですから、だれでも次の年号のことは気
になっているのではないでしょうか。皇室会議を経て閣議決定される新年号はどんなも
のになるのでしょう。
 天皇が元気なときに譲位されたのは、今を遡ること200年。光格天皇から仁孝天皇
に譲位されたときです。そのときはそれまでの光格天皇の「文化」という年号の一文字
を受け継いで、新天皇の元号は「文政」となりました。
 これを今回踏襲するとしたら、「平成」の「平」か「成」のどちらかが受け継がれる
ことになります。でも元号は中国の「四書五経」を参考に決められています。
 四書は「大学」「中庸」「論語」「孟子」であり、五経は「詩経」「書経」「礼経」
「易経」「春秋経」です。これらの書物から「平」か「成」を探し出して推理するのに
はあまりにも時間がかかりすぎてお手上げです。
 私は元号の予想よりも24日の「有馬記念」予想のほうに関心が向いています。

●前回の日記に「公道カート」のことを書きましたら、「日記に書いてあったことが、
また話題になってます。」というメールもいただいています。

 「公道カート」については国土交通省がシートベルトや尾灯などの装備を義務づける
ことを決めましたね。使用中のカートも、年度内に改正した道路運送車両法に準ずるこ
とになるそうです。
 私が見た上野駅公園口での4台の公道カートは、小春日和の陽射しの中を束縛無く乗
れて気持ちよさそうに走り去りました。同時に接触事故を起こしたらどうなるのだろう
かと不安にもかられました。
 公道カートはこれまで原動機付き自転車扱いのため、ヘルメットもシートベルトも装
着していませんし、エアバッグも装備されていなかったからでした。また車高が低いた
め他の車から見えにくく、事故を不安視したのは私だけでなかったはずです。
 国交省は視認しやすくするため車体の高さ1メートルほどの構造にすることや、赤い
尾灯をつけることも義務化させ、更に頭部を守るヘッドレストや、胸部を守る衝撃吸収
機能を備えたハンドルの装備を義務化させるとのことです。
 その姿を想像しても、どうもイメージが湧いてきません。ですからまた新道路運送車
両法にのっとった公道カートの走る姿をぜひ見てみたいものです。私が絵に描いた新公
道カートは、とってもダサイ車になってしまいました。果たして実物はどうなるのでし
ょう。
 現在、日本で走っている公道カートは一千台未満だそうです。ということは私は10
00分の4という高い確率で公道カートと会えたわけですよね。それだけはうれしい気
分です。

●最近の日記で男性からの反応が多かったのは「賢者タイム」についてのことでした。
今週も「賢者タイム」についての空虚感を少しでも修正できないかという便りもきてい
ます。

 「賢者タイム」はプロラクチンというホルモンの作用といわれます。。
 プロラクチンは「ミルクホルモン」と呼ばれ、乳腺を発達させたり授乳に欠かせない
ホルモンなのですが、もう一つプロラクチンには興奮するときに出てくるドーパミンを
抑制する作用があります。プロラクチンは執着したことを覚めさせてしまうのです。そ
のため男性は体液を放出すると即刻プロラクチンの影響を受けることになるらしいです。
 となると男性が「賢者タイム」に入っても仕方ないように思われます。あえて「賢者
タイム」の影響を少なくするにはを書いてみるとしたら、こんな方法が功を奏すること
もありそうてす。
 一般論ですが「賢者タイム」での落ち込みが激しい人は、男性ホルモン低下が理由と
なる男性が多いです。
 男性ホルモンが低下すると精液の生産量も減っています。生産量を増やせば逆に男性
ホルモンも高まり、精力も満ち満ちてきます。精液量が増えれば、一回の放出で使い切
ることがなくなり「賢者タイム」の落ち込みは減少され、緩くなるのではないでしょう
か。ですから「賢者タイム」が気になる男性は、精液量を増やす自分に合った方法で研
究してみたらいかがでしょうか。
 でも相手の女性がたまらなく愛おしかったら「賢者タイム」は無いかも知れません。
どんな目的でパートナーを抱きしめるのか、考えてみてください。放出目的だけでした
ら「賢者タイム」からは逃げられません。


「メモの中から」

 書き込みにありましたので、今年のメモを見直しました。
 家事をやっていたり、散歩中であったり、寝ていて思いつく言葉もありますので、メ
モしたものを後日読み返すと、文字は解読できない、意味がわからない、というものが
かなりあります。
 これから書き出すメモはどうにか読めたものの中から抜粋してみました。
 メモしておけば近いうちに作詞や旅に使えそうなものもあったり、一行日記であった
り、新鮮な感動を忘れないためにメモした言葉もあります。

・心の森に木が生い茂ると、光りが大地に届かない。

・味噌はすごい。素材の味を引き出す。教室での私はどうなのだろう。

・現状維持ではダメなんだ。もう一つ、殻を破らないと。

・自分でお酒を飲んでいる風景が、美しくなかったときは飲まない。

・会えた、良かったという達成感をあげられたか。

・まだ16年だもの、愛情のスタミナ切れは無いさ。

・導火線に火を点けるのが、会う目的でもある。

・小さなご褒美を与えあう。

・北斎の水。雲になり、雨になり、川になり、海になり、うねる。砕ける。

・ラップの裏表ってあるのかな。

・神楽坂。近江屋惣菜。龍公亭カニ玉。食べたい。

・女性はサーファー。男は波。誰の言葉だっけなぁ。

・さみしさに慰められることがある。

・社員を魅力的な人間に育てるのが会社。その人を見れば会社がわかる。

・友だちと木を揺らす。どんな実が落ちてくるのだろう。

・酒には酔わないな。一緒に飲んでいる人に酔っている。

・合計すけば地球二周半の長さになる静脈・動脈・毛細血管と、
 37兆2000億個の細胞が今日も体の中でがんばっています。
 無駄な一日にはしていられません。

・成長という変化が必要なのにね。

・この敗北感がたまらなく好き。

・しのぶです。「しのぶさん、あなた、ファンがいっぱいですね」といわれたとです。
 「あなた、不安が一杯ですね」の聞き間違えでした。
 しのぶです。しのぶです。しのぶです ……

・希望のタクトはお互いが振りましょう。

・二人で手がけたものは、ぜんぶ形として残る。

・帰宅する。寒々とした部屋にミカンが燈っている。

・いつになっても少年のあどけなさを持ちあわせていよう。

・自分らしく生きるって、「好き」を追求すること。

・今日も生きるという仕事をしています。

・ホテル812号室。静かさを聴く。


  :.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*


・「白物家電」に対して、テレビ、パソコン、プリンター、カメラなどの家庭用娯楽電
気機器は黒い塗装が多いで「黒物家電」というそうですね。知らなかった。

・今日は「正義が必ず勝つものでない」を話題にしました。そこには弱者いじめも介在
しています。
 肉親をも含めた他者をいじめる者とは、その者に対して何らかの言動で不快感を与え、
自分が快感を得たいと思う輩です。自らの優位性を誇示し、自尊心を満足させる鬼の心
を持った人です。
 根源は自我の発達期である幼い頃にあるといわれますから、救いようはあるのでしょ
うか。私は人間性善説の信者ではありませんが、いつか「ごめんなさい」が言える人に
なることをひたすら期待しています。


 今年の日記も残り3回となります。
 私の60代も残り80数日になります。
 来年の誕生日は日曜ですから、好きな土地を訪ねて新たな年代をスタートできたら、
と思っています。

 今夜はバンドの集まりがあります。来週の伊香保ライブに私は参加できませんので、
今夜が今年最後の顔合わせになりそうです。

 
 

メモ魔の内容

 投稿者:ボナンザ   投稿日:2017年12月 8日(金)09時54分55秒
  今年も残り少なくなりました。
受験を迎える準備で多忙のことと察します。

枝伸さんの旅話を読むと、テレビや旅行雑誌などで情報を得てる僕の旅は、知識だけでオリジナル旅になってないことに気づきます。
新宿の鍋焼きうどん屋での母子の話は感動を与えてくれて、何気なく寄った食堂にも旅があると教えられました。
それに枝伸さんをサポートしてくれる友だちがいるから、枝伸さんの旅は読んでて温かいと思います。普通の人に経験できません。

今日は旅のことでなくて、メモ魔の枝伸さんはどんなメモをしているか興味があるので披露してもらいたいと思い書き込みました。
メモ魔とはどうでもいいことをメモする人でなく、メモしたことをマッピングするために書いてると聞いたことがあります。関心があるのでお願いします。


 
 

しのぶ日記

 投稿者:大塚 枝伸  投稿日:2017年12月 2日(土)20時02分25秒
   今日の花はシネラリアです。「死ね」が付くことから花屋さんではサイネリアとして
売られています。でも「災ネリア」になるわけですから同じようなものなのですけどね。
 シネラリアの花言葉は「いつも快活」です。今ごろから春にかけ、小さな花びらたち
が寄り添いながら丸い集団を作って寒さに耐えていくところからの花言葉です。
 今日は青やピンクや白の鉢が、花屋さんの店頭で日射しを浴びていました。
 もう一つ今日の花がありました。ヘリコニアといって花言葉は「風変わりの人」です。
私はこちらの方の花言葉に愛着を感じます。風変わりの人って魅力的ではありませんか。


「といえば。。。」

 12月に入りました。にわかに慌ただしくなってきます。といってもその理由が他の
人と私とでは違います。私の場合は私立受験があとひと月ちょっとで始まり、それによ
って3ヶ月に及ぶ受験の火ぶたが切られることからの気ぜわしさです。
 でも帰宅して玄関に入ったら公私を切り替えますので、受験のことは頭から切り離し
ます。

 玄関といえば、今年も玄関掃除をサボることなく続けてきました。仮に午前5時に家
を出るときでも、玄関前を掃き、玄関のドア、網戸、土間、上がり框(かまち)を拭き
ました。
 それというのも仏教用語で玄関は「悟りに入るための関門」ということだからです。
悟りは無理としても、せめて清潔で、汚れのない空間にしておきたいと思ってのことで
す。

 仏教用語といえば、玄関の他にも私たちに馴染みのある言葉はたくさんあります。感
謝を表したいと思って使う「ありがとう」もその一つで、語源は「ありがたし」です。
人間の生命の荘厳さと尊さを仏話により知った人が感動して放った言葉が、いつしか大
衆化され、現在の「ありがとう」になっています。「ありがとう」は相手と自分を繋い
でくれる日本一美しい言葉です。
 その他にもたくさんの仏教用語が暮らしの中で使われています。愛,出世、挨拶、我
慢、根性,迷惑,玄関。。。

 「ありがとう」といえば、外国に行く機会が多かった40代は覚えられるだけの国の
「ありがとう」を記憶しました。思ったことを伝えられなくても、「ありがとう」と笑
顔があればどうにかなるという経験からでした。
 イタリアに3ヶ月ぐらい住んでみる計画があり、そこをベースにして各国の美術館を
訪ね歩くつもりでした。イタリア語(グラッツィエ)、フランス語(メロシー)、ドイ
ツ語(ダンケ・シェーン)、ポルトガル語(オブリガード)、スペイン語(グラシアス)。
 ついでながらハワイに行っていたときは「マハロ」を連発していました。


「北斎から北斎へ」

 『北斎とジャポニスム』に行ってきました。会いたい絵に会ってきました。
 テーマ別に部屋が区切られていました。ラスト近くの展示室に私の会いたかったスー
ラの『とがったオック岬、グランカン』がありました。
 その展示室へ入るため展示室の角を曲がったとき、通路の先に『とがったオック岬』
だけが飾られていたのです。思わず「あっ」と声が出て、同伴者と顔を見合わせました。
 『とがったオック岬、グランカン』は、北斎の描いた海の波をスーラが同じ構図で岬
に置き替えました。もちろん点描画でです。
 スーラは19世紀のフランスの画家です。モネやルノワールの印象派の光から、絵の
具は混ぜることによって本当の光そのものの色が出せないと思いたち、点描画を編み出
しました。
 点描画は細かな「点」ばかりでなく、『とがったオック岬』を見ていると筆に付けた
絵の具をそのままキャンバスに押しつけている「点」もあります。
 点描画の創始者はスーラです。好評を博した点描画だったのに、スーラの名前はそれ
ほど世の中に広まりませんでした。それは20代にして有名な作品を作り上げものの、
31歳という若さで病死してしまったからでした。それゆえに一枚一枚の絵が愛しいの
です。
 2年前の春に観たスーラの代表作『グランド・ジャット島の日曜日の午後』も、『セ
ーヌ川、クールブヴォワにて』も目に焼き付いています。
 点描画という発想力に感銘を受けた2年前の感動が、『とがったオック岬』で蘇りま
した。会えて良かった!

 原宿『大江戸和宴』では肝心の燗酒が5種類だけしかなくて、酒も蕎麦もいただきま
せんでした。飲まなくても良かったのには理由があります。
 最近送ってもらった青森の「喜久泉・吟冠」が美味しくて、この酒で大満足している
からでした。「喜久泉・吟冠」は田酒の蔵元のもう一つの銘柄です。田酒が辛味と苦味
を残してさらっと消えていくのに対して、「喜久泉・吟冠」は味がふくよかで吟醸香を
味わうお洒落な日本酒です。そんなわけで会場に長居はしませんでした。
 その分、新宿の街で友だちを手こずらせてしまった私の食べたいものがありました。
それは「腰の無いうどんで作った鍋焼きうどん」でした。
 歌舞伎町はもとより、いろんな路地を通って鍋焼きうどんの店を探してもらいました。
ようやく「注文したときに話してもらえれば、やわらかいうどんにできますよ」という
店員の言葉を信じてあるお店の二階席へ。
 しばらく待って運ばれてきた鍋焼きうどん。やっぱり腰がありました。でも二階席で
特異な経験をしたので、この店を選んでもらい正解でした。
 その店の二階には七つのテーブルがあり、私たちは真ん中の席で食事をしていました。
右隣には母親と小学生男子の二人連れ。右端のテーブルには私と同年齢の四人組男性が
飲食していました。
 隣の席の母親は子供と別居しているらしく、食べ終わると父親の元に子供は帰るよう
でした。
 母親は乗車する地下鉄の駅名と、到着してから住まいまでの道順を何回も子供に確認
していました。その言葉の端はしに息子への想いと、息子の世界に一分でも永く寄り添
っていたい心情がうかがい知れます。子供に買ってあげたのでしょう。キャップとジャ
ンバーとスニーカーが刹那色して輝いていました。
 四人組の男性たちは考古学研究のリタイア組みたいです。「もう少し掘らせてくれた
ら卑弥呼に迫れたのに」の言葉に、私の耳がピクッと反応しました。その人は九州北部
に邪馬台国があったとする「九州説」を説きます。私は奈良説を信奉しているので興味
津々です。
 邪馬台国がどこにあったかは九州説や近畿説に限らず、東北地方から沖縄まで日本各
地にそれらしい証拠が残っています。いずれの地も決定的な証拠がないため論争は終止
符を打てないままになっています。だから推論を試みる楽しさがあります。
 話は豊臣秀吉の建てた大阪城を徳川家康が取り壊した話題に移ります。壊した大阪城
の上に新しい大阪城を建てた証拠を発掘調査した人の話ですからかなりの熱弁でした。
同時に岐阜城や岡崎城の発掘調査の話題も出てきました。しかし残念にも二階の客が増
えてきたため、私の耳に四人の会話はそれ以上は届かなくなりました。

 次の日はランチに「ビーチシチュー」をリクエストして、また友だちを悩ませました。
その途中、デパートでたまたま古いコインや切手を扱う店のショーケースをのぞき込む
チャンスが
ありました。
 その中に浮世絵や役者絵を扱った切手が飾られていました。私が北斎を知り、北斎の
魅力に惹かれたのは高校時代に集めていたこの記念切手からなのです。
 今回の東京行きは北斎で始まり、北斎で締めくくられました。その起承転結に付きあ
ってくれた友だちに感謝しています。


「師走の風物詩」

 県内でもたくさんの市町村で師走の風物詩、『第九』の演奏と『歓喜の歌』の合唱が
行われます。
 来年は日本での『第九』初演奏から100年という記念すべき年です。鳴門市の捕虜
収容所で、第一次世界大戦のドイツ人捕虜が演奏したのが始めといわれます。それから
第二次大戦を過ぎ、現在まで『第九』や『歓喜の歌』が親しまれてきたのには二つの理
由があるといわれています。
 一つは戦時中の悲しい話ですから今日は書かないでおくとして、もう一つの説は年越
しの資金に困った「日本交響楽団(現・NHK交響楽団)」が収入を得ようという発想で始
めたものだといわれています。
 その狙いは見事に的中して、合唱団員の家族や友人が押しかけてきました。今年も『
第九』も『歓喜の歌』発表会はおおいに盛り上がることと思います。
 私は『歓喜の歌』に参加したことはありませんが、友だち夫婦の練習に付きあわされ
てギター伴奏したことはあります。ですからドイツ語のさわりだけは覚えています。

  ♪オー・フロインデ ニヒト・ディーゼ・トェーネ
   ゾンデルン・ラスト・ウンス・アンゲネーメルェ・アンッシュティーメン
   ウンド・フロイデンフォッルェッレ

 和訳すると「おお、友よ。このような調べではない。そんな調べより、もっと心地よ
く歌い始めよう、喜びに満ちて」とのことでした。

 『第九』も師走の風物詩ですが、他にもそれらしいものがくさんあります。

 木枯らし、お歳暮、柚子湯、鍋、焚き火、焼き芋、冬至かぼちゃ、聖夜、冬休み、有
馬記念、年越しそば、除夜の鐘。。。
 また関東では浅草の「羽子板市」が冬の風物詩であり、関西では京都の「吉例顔見世
興行」が師走の風物詩なのですが、私にとって京都の師走といえば「全国高等学校駅伝
競走大会(12月24日)」です。西京極の陸上競技場に全国の強豪校が集います。
 地元の男子高校は洛南高校が3年連続で出場します。群馬は東京農大二(女子は健大
高崎)、東京は國學院久我山(順天)、愛知は豊川高校(光が丘)、和歌山は和歌山北
(女子も和歌山北)が連続出場します。
 マラソン中継の映像を見ながら、京都らしい通りの名前や、訪ねたお店を見つけてい
たり、新しい店の存在を知ったりしています。どの駅伝中継もそれが面白くて、画面に
釘付けになっています。もし競技場トラックだけでの大会であったり、砂漠での大会な
らば興味の無くなるスポーツです。

 我が家の師走風物詩というと煮ぼうとうです。
 前夜から粉付き乾麺を煮込んだ煮ぼうとうはたっぷりと煮汁を吸い、油揚げ、ごほう、
鶏肉、里芋、大根、長ねぎ、舞茸、みつ葉の甘みや風味や香りか染み込んでいます。
 もう一品は絶品カレーうどんです。たくさんのお客さんを喜ばせているこのカレーう
どんの秘密を知っているのは一人だけ。明日は二人のお客さんをもてなします。
 そういえば冬の風物詩だった「大掃除」を最近はあまり耳にしなくなりましたね。


「私事ですが」

◆我が家から農道2つを隔てて前橋日赤病院が建てられています。来春から診療を始め
ます。
 それに伴い町内の隅々に至るまで下水道の工事が行われ、ドリルや掘削機やフォーク
リフトの音がこの一年、途絶えることがありません。進入禁止はもちろんのこと、右折
・左折禁止の看板があちこちに立てられ、我が家までたどり着けなかった客人の多かっ
たこと。。。
 日赤に遠いところから工事が始まり、日赤に一番近い人家の一つである我が家は、来
年工事予定との市役所広報が回ってきています。
 その広報で知らされているのは工期ばかりではありません。血が凍りつくような案内
が載っていたのです。
 下水道工事の個人負担金が30万円。これは市役所に払うことになります。現在使っ
ているトイレや水道の浄化槽は地下から撤去しなければならないため、工事代金は業者
へ払うことになります。工事代金は約50万円とのことです。
 隣のご主人と話す機会がありました。2つの費用について、ぼやきあい、嘆きあい、
落胆しあって別れました。

◆私の寝顔を見た人によりますと、「仏様のように安らかに寝ていた」と言います。残
念ながら目をつぶった自分の顔だけは見ることができません。
 私がこたつで居眠りをしているときでも構いません。寝顔をスマホで撮っておいてく
れませんか。もしかしたら本物の仏さんになっている可能性もありますけど。

◆今日の日記「北斎から北斎へ」でも東京に出かけた日のことを書いたのですが、「や
はり都会だなぁ」と思ったことを3つほど思い出したので書いてみます。

・上野駅の公園口。信号待ちをしていると2台のゴーカートが走っていきます。改札口
に着いて振り返ってみるともう2台が走り去って行くところでした。その姿を見て、「
群馬では走れないだろうな。横風で転倒してしまう」などと思っていました。

・ホテルに着き、給湯器を使いました。白湯にして飲むとカルキの臭いが口に広がりま
す。前橋の水の旨さを教えてもらいました。

・26日は風の強かった日で、『大江戸和宴』が開催されている代々木公園イベント会
場までは落ち葉のシャワーを浴びながら歩きました。
 それから数時間後。新宿駅前の人混み。無風です。濁った臭いが澱んでいます。ファ
ンデーションの臭いです。一人一人の香りは女性らしさを漂わせてくれるのに、いろん
な香りが混ざり合うと、柔道部の部室のような臭いに変わります。早足に立ち去りまし
た。
  その新宿。今から5年前、新宿直撃の都心西部直下地震が起きたら死者1万3千人以
上が推定されるとのニュースがありました。
 2年後には2万3千人以上に改められ、最新研究では夕方の人口が集中する新宿はそ
んな数字どころではないと、恐ろしい数字があげられるようになっています。
 でもその想定死者数の中に、駅構内や地下街にいる人の被害が加味されていません。
構内や地下街は停電や火災が発生してパニックになり、被害は相当と思われるのに、研
究機関の発表では死者ゼロになっていました。
 新宿でないにしろ、恐ろしい地域に友だちは住んでいるのだなぁと思ったとたん、新
宿のネオンが凍って見えました。


  :.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*


・華やかな色が似合う師走でもありますので、大きな花屋さんに寄りました。
 色とりどりのシクラメンがかなりのスペースを割いて飾られています。青いシクラメ
ンは同じ5合鉢の倍の値段が付いています。それは花びらり多いシンビジュームも同じ
でした。
 クリスマスを彩るポインセチアのルビー色や、プリンセチアのルージュ色はなんとも
悩ましいものです。
 薄紫の薔薇、「しのぶれど」の苗木は2,800円でした。色合いはもちろんのこと、
四季咲きと香りが良いというのも魅力です。しかし我が家の庭にはもう植えるスペース
がありません。でも我が家で咲かせてみたい。どうしようかなぁ。。。


 明日はバンド仲間との焼き肉晩ごはんになります。葉もの野菜をたくさんもらったの
で、私は焼いた豚肉を巻いて食べます。
 県外の人は信じられないと思いますが、前橋は「豚肉の街(トントンの街)」でもあ
るため、焼き肉でもすき焼きでも豚肉中心で食べている家庭が多いのです。
「仲間がいて、好きな肉があって、これで女っ気があれば最高なのに」とT氏。そんな
にもトントン拍子にいかないのが人生ですよ。
 

しのぶ日記

 投稿者:大塚 枝伸  投稿日:2017年11月25日(土)20時28分25秒
   公園の桜がすべての葉を失いました。茶褐色に変わった枯れ葉を踏むと、乾いた音を
立ててスニーカーでの歩みを受けとめてくれます。
 この秋、桜の樹は春の満開に負けぬくらい立派な紅葉を見せてくれました。しばしお
休みください。1月や2月の厳しい寒さに見舞われた頃にまた目覚め、私の誕生日頃に
は新芽を膨らませ、同じく3月生まれの友だちの誕生日には開花のときを迎えてくださ
い。
 3月に限らず、今月の30日から12月、1月、2月と友だちの誕生日が続きます。


「ニュース」

 勤労感謝の日(11月23日)、葛飾北斎が200年前に描いた120畳の大達磨。
名古屋の本願寺別院にて再現されました。
 北斎の絵は小さな作品にしてもこの大達磨のような作品でも、どことなくユーモアが
あってエンティメント性があります。日曜に訪ねる『北斎とジャポニズム』の幽霊「百
物語 さらやしき」などはこれも北斎画の魅力である親近感のあるお化けに描かれてい
ます。
 こんな北斎の魅力に西洋の画家が取り憑かれたのだと思います。西洋の画家の絵には
宗教的な色合いや、自分の目指す絵画理論を追求しているという堅苦さがあります。
 小説家の大岡玲(おおおかあきら)さんが、北斎の絵の魅力を「意表をつく構図のお
もしろさ。すがすがしいほどの思想性のなさ。」と書いていました。言い得て妙です。
 15日(水曜)の夜にはこの『北斎とジャポニズム』の「プレミアム鑑賞ナイト」が
300人限定で催されました。ゆっくり鑑賞して欲しいという主催者の配慮からのイベ
ントです。
 チケットは3800円と普通一般チケットの倍以上するのですが、この展示会の監修
者やゲストによるミニ・トークを聞けたり、展示会をコンパクトにまとめたミニ図録も
セットになった料金ですから納得のいくチケット代になります。
 都内に住んでいる人が羨ましくなるこのイベント。私には一人占めして観ていたい絵
が一枚あるのです。


 浅草・浅草寺(せんそうじ)の仲見世商の家賃騒動はどうなったのでしょう。
 週刊誌が「浅草仲見世商店街の家賃が16倍に値上がりで店側は悲鳴」という記事を
掲載したのはまだ酷暑が残る頃でした。
 仲見世の土地は浅草寺所有でしたが、それまて建物を所有していた東京都が浅草寺に
所有権を移したために起こった問題でした。
 仲見世の88店のほとんどが10平方メートル程度のお店で、これまでの月1万5千
円だった家賃が、来年1月から約16倍にあたる月25万円に値上げされるということ
です。
 値上げの理由は「周辺の家賃相場と釣り合いをとった」です。確かに客の絶えない仲
見世で今までの家賃は恵まれすぎていると思ったのは、私だけではないと思います。
 週刊誌は、「浅草寺が利益至上主義になっている」という見方で報道されています。
しかし、その倍の家賃でも良いから貸して欲しいとの問い合わせが不動産屋にたくさん
来ていることもうなずけます。
 日本でも屈指の集客力がある仲見世。どんな結論が出るのか、新聞記事を漏らさぬよ
うに読んでいます。


 我が家でのニュースを2つほど。
 1つは子宝を願っていた教え子夫妻の家にコウノトリが舞い降りたニュースです。
 教え子の彼はアラフォーと呼ばれる年齢になっていました。遅い結婚だったため、一
日も早く子宝を授かりたくて毎晩のように二人は励んでいたそうです。
 うれしい報告に来てくれたわけですが、私が何か役に立つようなことをしたのか尋ね
てみると、あの言葉で考え直して子作りに励みましたと言うのです。私はそんなことを
言った覚えはありません。が、お礼だと言って差し出してくれたみかんと苺はしっかり
受け取りました。
 私が彼にこんなことを伝えたそうです。
「子作りに必要な精子は精巣上体に蓄えられ、一度射精を行うとそのうちの半分が放出
され、次の日に行為をすると残った分の半分、次の日はまたその半分となってしまうこ
とが多い。そうなると発射迫力も弱まるし妊娠に必要な精子の量が不足してしまう。だ
から焦ることなく精子が精巣上体いっぱいになる3~4日待って励んでみたらどうだろ
う」
 こんな情報で今季初物のみかんと苺がもらえるなんてラッキー!

 2つ目のニュースネタは23日の勤労感謝の日におきました。
 掃除をしていて玄関を開けっ放しにしておいたときです。追いかけっこをしていたの
か二羽の雀が玄関から勢いよく我が家に飛び込んできたではありませんか。その後の雀
たちのパニックぶりはすさまじいものでした。
 寝室の小さな障子に飛び込んで窓ガラスとの間で二羽がもがいたものですから、障子
は見事なほど破けてしまいました。それから居間と二階の網戸に当たって数カ所を破り
ます。それをなんどか繰り返していました。
 やがて一羽は回っていた換気扇から去っていきました。巻き込まれて即死ではと思い、
外に出て確かめたところ雀の姿がなかったのでホッとします。
 残りの一羽は一時間ほど我が家に滞在して、全開にした居間の窓から去っていきまし
た。被害額は定かではありませんが、雀を追いかけているときにスリッパのかかとを踏
んで倒れたり、ストーブにつまづいて足の親指を痛めたり、二階まで全力で4回も上り
下りした損失エネルギーをお金に換算するとどのくらいになるのでしょうか。


「またまた四字熟語」

 今ごろ降る雨が時雨ですね。季語になっています。
 「時雨心地(しぐれごこち)」という好きな四字熟語があります。今にも時雨が降り
だしそうな空という意味よりも、涙がこぼれてきそうな気持ちという解釈が好きです。
恋する人を偲んで胸がときめいたり痛んだりする気持ちもそうでしょうし、人生での出
来事や人生の終着点に近づいてきたはかなさを感じる気持ちともいわれます。
 今週はT氏と何回かランチを一緒に食べたのてずが、ときおり「苦しまないで死ぬ方
法」を口にす時雨心地からなのでしょうか。
 Tさんは糖尿病による体の劣化が日増しに強くなることがわかるそうで、失明が一番
の恐怖とのことです。パソコンの前に毎日10数時間も座り続けているTさんにとって、
失明することは仕事が出来なくなることであり、仕事が趣味でもあるTさんには死を意
味することを意味するらしいです。だからそのときは生きていても仕方ないのではと。
 「全身麻酔をかけた手術中に死んだら苦しまなくてもすそう」と言いだしたり、「飲
み込めるぐらいの小さな時限爆弾を作り、それを飲み込んでどこかへ出かける」と時限
爆弾の製造過程を目の中で想像しているかのようにつぶやきます。
 とはいうものの精密検査を何度受診しても血糖値が高いだけで、医師からは「こんな
強い体をくれた親に感謝しなさい」といわれるほど数値上は丈夫そのものなのです。
 嫌いな野菜を毎食前に食べ、歩く習慣も身に付いてからは血糖値が正常並みになりま
した。「気弱になり、さみしくて我慢できない」というのも時雨心地ゆえのことなので
しょう、きっと。
 今の夢は生まれ育った東京・大久保駅界隈から東中野を散策してみたいとのことです
から、T氏の血糖値安定のためにもお付き合いするつもりでいます。

 T氏もその一人ですが、酒の肴を持ち寄り飲み合う友や、居酒屋にて語り合うという
友に恵まれているのはとても感謝していることです。
 飲んで語れば時を忘れる。それは四字熟語でいうところの「洒洒落落(しゃしゃらく
らく)」に該当する人ということになります。
 さっぱりとしていて、口論をすることはなく、こだわらない人、まさに洒洒落落とし
た人たちです。ありがたいことです。


「マッピング」

 前回の日記では、仲間内で作られたランキングの書き込みについて書いてみました。
 桐生での懇親会のランキングで、私は「いちばん苦労してない人」と「いちばん幸せ
な生き方をしてる人」と「いちばん我がままな人」で1位になっていました。異論はあ
りませんでしたので、今日は同時に質問された「得意なこと(好きなこと)」を書くこ
とにします。

 好きなことは、「鈴の音」「匂い・薫り」「メモすること」「マッピングの樹を作る
こと」「ホタルの光」「空を見上げること」「鳥の声」「絵や音楽から言葉を見つける
こと」などを思いつきました。他にもあると思うのですが、今は思いつきません。
 この中での「匂い・薫り」は匂い袋や柔軟剤などもそうですが、今はサザンカのおし
べに鼻を近づけては芳醇でちょっとセクシーな薫りを楽しんでいます。サザンカは花び
らの色によってその薫りが違いますので、サザンカの咲いている径を通るときは顔を近
づけてみてください。
 「マッピングの樹を作ること」はわかってもらえないと思います。一つの事柄を連鎖
反応式に思い出すことで、もしカレーライスを思い浮かべると「辛い」「ナン」「あの
店が旨い」などのイメージが連鎖します。連鎖した言葉が「カレーライスの樹」の葉っ
ぱになるわけです。
  先ほど友人から「奈良市の地図はありませんか」の問い合わせがあったので、「奈
良市の樹」としてマッピングしてみましょう。
 奈良市から浮かんだイメージの葉っぱはまず「東大寺」や「柿」です。その葉っぱか
らいろんな葉っぱが増えていき、最後は自分の気持ちを表してその連鎖は終わります。
例として書いてみます。

・奈良市→「東大寺」→「仁王像」→「運慶・快慶」→「運慶展」→「東京国立博物館」
→「喜多川歌麿の婦人相学十躰・浮気の相」→ふっくらしていて好きな人物画。

・奈良市→「柿」→「奈良市名物の柿寿賀」→「正岡子規の俳句(柿食へば鐘が鳴るな
り法隆寺)」→「子規庵」→「鶯谷駅から徒歩5分」→「徒歩1分80㍍が不動産屋の
計算」→「1時間で約5千歩」→信号待ち時間を入れているのか、いないのか。

 一つの樹に何十、何百という葉っぱが生まれます。これは勉強にも使いますし、詩や
歌詞の創作にも使います。
 勉強では中1が現在学習している歴史の「鎌倉時代の樹」とした場合、源頼朝、ご恩
と奉公、後醍醐天皇、平家物語、法然・親鸞・日蓮、モンゴル帝国、新田義貞・足利尊
氏などの葉っぱが枝に付き、その葉っぱから次々に葉っぱが芽を出します。詩や作詞も
題名という樹から葉っぱが枝を飾ります。
 マッピングで困るケースもあります。不安なことがあると、その樹がどんどん葉っぱ
を増やしていき、不安なことを煽り立てます。てすからネガティブな発想や考えは出来
るだけ控えて生きています。人間が鬱に入り込むのはネガティブなマッピングにも原因
があるそうです。

 考えてみるとこの日記もマッピングそのもので書き綴っている傾向があります。明日
は「絵から言葉を見つけること」が出来るので楽しみにしています。


「私事ですが」

◆自分らしく生きるには、を問われました。私でしたらこんなことだと思っています。

・他人から必要とされない人間にならない。
・無気力な生き方をしない。
・度の過ぎたマイナス思考に陥らない。マイナス要素は考えただけ無尽蔵に出てくるも
 のだから。
・卑屈にならない。
・退屈な時間を一分でも過ごさない。

◆癌保険のテレビコマーシャルが流れると、そのたびに再発の恐怖に襲われます、とそ
の人がぽつりとささやきました。
 観る人を辛くさせるコマーシャル、恨みます。

◆明日は都内のイベントを訪ねます。夜は歌舞伎町近くのホテルを予約してもらいまし
た。
 前回、新大久保から新宿の地下鉄駅まで歩いたとき、歌舞伎町も通過しました。かつ
ての面影が見られたのは神社や病院ぐらいでしたから、夜の歌舞伎町で思い出と結びつ
く店舗はもう無いと思います。
 学生時代に憧れたもののアルバイト代が惜しくて入場をためらっていた「新宿TSミュ
ージック ストリップ劇場」も、酔いつぶれた友だちを泊めたカプセルホテル&サウナ
「グリーンプラザ新宿」も、今年と昨年に永い歴史を閉じています。
 古稀を過ぎたら行く土地も会う人も今回限りのものだと思いなさいと良く言われてい
ます。自分の衰えを知り、友が倒れたとの連絡が届き、思い出の土地が消えていく現実
をみると、加齢すればするほどその現実が鮮明になります。
 今回のプチ旅では、残されている時間の有効な使い方を考える旅でもあります。
  時間は常に流れ、満ち足りた時間もすぐに下流へと流されていきます。流れにしがみ
ついていることは出来ません。いつも使っている別れ際の「じゃあ、またね」が、本物
の別れ言葉になる日がくるのです。
 友だちに何を手渡せて、何を残せるのか。明日に向かってそんなことを考えています。



  :.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*


・永年使ってきたショルダーバッグの汚れが目立つようになったので、クリーニング屋
に持ち込んでみました。費用がかかるわりにたいした効果は得られないとのアドバイス
でしたので持ち帰りました。
 永いこと使っていると、何を入れてもビタッと収めてくれる重宝なバッグになってい
ます。私の収納癖までわかっているみたいに、単行本数冊を押し込んでもボディを膨ら
ませて預かってくれました。
 使い勝手が忘れられないので、昨日から散歩のパートナーになってもらいました。
 野鳥のミニ図鑑、小銭入れ、メモ帳、筆記用具、ティシュ、ハンカチ、手袋、スマホ
を入れ一緒に歩いています。

・明日のブチ旅で残念なことは、日曜定休の店が多いことです。
 明日は歌舞伎町の近くに宿を取るわけですから、「思い出横丁」に寄りたい飲み屋が
ありました。鰻一筋のお店『カブト』です。創業は私が生まれた昭和23年(1948年)。
 鰻といっても鰻重ではありません。鰻の頭から尻尾までの各部位を7本の串に分けて
焼いてくれます。普段は食べられない背びれや腹びれも食べられます。それでいて鰻の
全身7串が1500円ぐらいでした。残念ながら日曜は定休日です。

・今日のランチは友だちと和食を食べました。配膳されるまで話していたことの一つが
中学同窓会でのN君と生徒会長選のことでした。
 N君は信頼感やカリスマ性が抜群で人気がありました。ですから各クラスで一人ずつ立
候補者を立てて争う生徒会長選に出れば当選確実です。
 クラスの立候補者を決める投票でN君はダントツの得票を得ました。しかしN君は立候
補をしないで、2票入った私にクラス代表権を譲ると演説し、その通りになったのでした。
 本番の選挙で私は惨めな結果を喫します。でもその結果にショックを受けませんでした。
。というのはクラス投票で私の名前を書いてくれた2票が女子であると私は勝手に思いこ
んで悦に入っていたからです。

 今もそれを信じています。そんなことから仲間内で私は「いちばん幸せな生き方をして
る人」といわれているのでしょう、きっと。


 まもなく師走ですね。
 

しのぶ日記

 投稿者:大塚 枝伸  投稿日:2017年11月18日(土)19時04分31秒
    二学期の期末試験が来週より始まります。受験生は内申書の対象になる最後の定期試
験です。質問が矢継ぎ早に飛んできます。
 今日の日記は、書き込みやメールでのリクエストに応える特集にするつもりでいます
が、自由時間不足のためしっかり答えられないのではないかと思います。ご理解くださ
い。

「得意なこと・幸せなこと」

 先週の書き込みです。

 自分でいちばん得意なことや、仲間内のランキングが始まりました。枝伸氏は「いち
ばんモテた人」、「いちばん博識な人」で1位に選ばれず、「いちばん苦労してない人」
と「いちばん幸せな生き方をしてる人」で1位でした。「いちばん我がままな人」はK氏
と同点で1位でした。この評価をどう思いますか? ランキングの感想と、自分でいちば
ん得意なことが知りたいです。

 「得意なこと」を好きなことということとして考えてみました。
 新聞やテレビ番組の中から興味を引いた本を見つけ出し、書店で立ち読みしてくるこ
とがまず得意なこと(好きなこと)に入ります。
 新聞の広告欄は本誌の記事を読む前にチェックしています。広告欄にはかなりの出版
物が紹介されていますし、その本の売りが読者の心をキャッチできるよう工夫されてい
ます。私の心をキャッチしてくれる本の広告は一日に必ず何冊かあります。毎日うれし
くてたまりません。
 テレビ欄で本に関係している番組をチェックして録画もしています。作家のトークが
聞けたり、一冊の本を読み解く番組であったり、「この本は読んで欲しい」と出演者が
理由を述べて勧めてくれる番組などです。
 今週特に印章に残った本は、新聞では『70歳、はじめての男独り暮らし』。テレビ
では木曜夜の『アメトーーク 読書芸人』でカズレーザーさんが紹介していた『妻に捧
げた1778話(眉村卓)』です。今日は時間不足で二冊の紹介を書けませんので、次
回にもう一つの「得意なこと(好きなこと)」と二冊の本のことを書いてみます。

 「いちばん苦労してない人」と「いちばん我がままな人」との評価は間違いないです。
 「いちばん幸せな生き方をしてる人」との評価は、私と付きあってくれる皆さんあっ
てこその幸せです。感謝しています。最近、こんな「幸せなこと」もありました。書い
てみます。

 コンビニで払い込みを済ませた後、銀行の残高を確認しようと思いつきATMにキャ
ッシュカードを入れました。
 画面の表示を見てびっくりです。間違えて三菱銀行のカードを挿入していました。と、
更にびっくりすることが起こりました。
 そのキャッシュカードは三菱銀行がまだ三菱UFJ銀行になる前から使っています。
馬券が電話で買える中央競馬会員になる際、指定されていた銀行でした。金曜までに納
めた金額分だけ土日の馬券が買えるシステムです。
 このところ馬券を買っていないため残金は限りなくゼロに近いはずでした。ところが
なんと思いもよらぬ残金があったのです。
 そういえば春のクラッシックレースを電話投票したときに、自分の予想が的中してい
るかどうか確かめていないレースがありました。5月28日(日)に行われた「日本ダ
ービー」の電話投票です。
 今年の「日本ダービー」は人気馬三頭が三着までを独占して決着しています。私は一
着から三着までを当てる三連単という馬券を買っていました。一着が2番人気のレイデ
オロ、2着が3番人気馬、三着が1番人気馬で、払い戻し(配当)は11,870円で
す。500円分の馬券を買っていれば5倍の59,350円になりますし、千円買って
いれば払い戻しは118,700円となるわけです。
 私がいかほど買ったかは内緒ですけど、一年ぶりに着た秋物ブレザーのポッケから千
円札が出てきただけで幸せ気分にひたれる男ですから、今週の私はハッピーでたまりま
せん。


「情緒」

 晴れた夜は月が見事なので、その輝きばかりを愛でてきました。
 しかし中学1年の国語教科書に載った「月に思う」を読んでからというもの、雲と月
とが奏でる趣きに魅せられるようになりました。
 その例として平安時代の公家・歌人である藤原顕輔(ふじわら の あきすけ)の和歌
が紹介されています。『新古今和歌集』『小倉百人一首』に収録されている和歌です。

    秋風に たなびく雲の 絶えまより もれ出づる月の 影のさやけさ

 この和歌の現代訳と解説を読んでもらうと、次のような書き込みリクエストにも応え
られると思います。

「枝伸さんは人生に疲れてしまったり、落ち込んで生きるのがつまらないことなんてな
いと思います。とても幸せな人生じゃないかと思います ...   今日のリクエストは、
勉強になることや、情緒豊かになる話をリクエストします。精神的に疲れているため潤
いたいです。前向きで自分に希望を持つことができそうな気がします。」

 そこで和歌の現代訳です。「秋風に吹かれて幾重にもたなびいている雲の切れ目から、
洩れてくる月の光のなんと冴え冴えとしたことでしょう。」となります。
 教科書にはこの和歌を次のように解説しています。

 「さやけき」は、明るくくっきりとしているものに対するすがすがしさを表す言葉で
す。最初にたなびく雲に覆われていたぶん、雲の切れ間から漏れ出た月光のきらめきは
鮮烈です。作者は、美しい月の代表とされてきた一点の曇りもない姿を唄うのではなく、
月が見せるさまざまな姿の中の一瞬を切り取りました。それを前にした自分の心のあり
ようを「さやけさ」という言葉でつかみとったのです。
 この歌に歌われているような光景は、現代に生きる私たちも目にすることができます
が、もしこの歌の意味を知らないままそれを見たらどうなるでしょう。たとえ目では見
ていても、もしかしたらその光景は心にとどまらないかもしれません。この歌に出会う
ことによって、私たちは新たな月の美しさに触れ、それに向かい合ったときの私たち自
身の心のありように気づくことができるのです。
 書き込みの「精神的に疲れているため潤いたい」と思うときは誰にもあります。そん
なときに必要なのは感動する心を耕して生きているかどうかだと思います。月ばかりで
なく、雨音にも北風にも、花鳥風月・森羅万象に感動の花が咲いています。探してみて
ください。気になっている人の笑顔の花かもしれませんよ。

  ついでながらいろんな「月」の表情を小説より紹介します。まず日記に書いたことの
ある向田 邦子さん『大根の月』からです。昼間に出ている白い月のことです。

    あの月、大根みたいじゃない? 切り損った薄切りの大根

 藤原顕輔の和歌に似ているような「月」を夏目漱石が書いています。

   雲がしきりに飛んだ。そのうち洗ったような月が出た。(『それから』)

 赤く燃えているような月もときには見られます。

    酸漿(ほおずき)のように赤ばんだ月 (稲垣足穂 『弥勒』)

 最後は寒気を催しそうなこんな「月」をどうぞ。

   いつもながらの冬の月だ。冷ややかで青白く、太古から引き継がれた謎
   と暗示に満ちている。それは死者の目のようにまばたきひとつせず、黙
   して空に浮かんでいる。 (村上春樹『1Q84 BOOK3』)

 寂しさも情緒の一つです。自分の心の中のいろんな情緒も発見してください。


「旅」

 こんな質問も届いています。
「二人の旅行を枝伸さんが勧めているように僕も彼女と旅行に行ってます。どうして
旅行は普通のデートと違って楽しさが倍になるのでしょうか。言葉で説明出来ないで
す。教えて下さい。」

 まず旅に出る目的は3つあるといわれます。

 ①住んでいる土地を離れて希望する自然に触れることなどでの緊張解除目的。
 ②名所旧跡や誰でも行っている土地であり、マスコミに取り上げられることで自分
も知っておきたいという社会的存在目的。
 ③まだ訪ねたことが無い未知への憧れを満たすための自己拡大達成の目的。

 この3つの目的のどれかに一般的な旅は該当すると思います。さらに旅の目的は、
何かを学ぶことを目的とする教養型と、楽しみを求める慰安型に分かれます。

 それにプラスして旅人の心に、知らない土地に足を踏み出すという緊張感と解放感
が同時に押し寄せてくるため、情緒的反応が活発になります。すると「きれい」「美
しい」「美味しい」「期待していた通り」などという素直な感情が自然に湧き出てき
て、いつもの暮らしには無い、心身のつくろぎ、解放感を与えてくれるのです。

 肝心の質問の答えとしては次のようなことを思いつきました。
 二人での旅にも緊張感と解放感が同居しています。そんな中で往復の車中や、ショ
ップ巡りや、会食中や、肩を並べて歩いているとき、相手のふとした仕草や言葉遣い
や表情に二人が付き合い始めた頃のみずみずしさを見つけられたり、改めて魅力に触
れられたり、新たな発見があったりします。
 だから旅は、これからもずっと二人でいられる歓びを分けあいながらつながってい
たい。もっと二人で、二人にしか出来ない生きた証を創っていきたい。そんな感情を
芽生えさせてくれるのです。
 そして二人での旅は日常生活を一時的に離れるというばかりでなく、二人が気づい
ていないことですが、二人の関係を見直せる意味を持っていることです。意識しなく
ても旅に出ることは「二人の原点に戻る」チャンスを与えてくれるのです。
 ぜひこれからも一緒に旅立ち、いつまでも新鮮な二人でいてください。

 こんなメールも届いています。
 「日曜の大江戸和宴で飲んでからどこで飲みますか。参考までに教えてください。
なかなかの店だったときは紹介してください。」
 代々木公園イベント会場(渋谷区)での『大江戸和宴 そばと日本酒の博覧会』に出
かけるのは次の日曜日です。
 会場に行く前には国立西洋美術館(上野)にて『北斎とジャポニスム』を鑑賞するつ
もりていますが、和宴で飲んでからの予定はまだ決まっていません。出来れば「よみ
うりランド」に行ってみたいですけどね。
 新宿からよみうりランドまでは京王線を使い、現地でスカイシャトル利用時間を入
れても約1時間です。京王線沿線に2年間住んでいたので愛着があります。
 東京一といわれている550万球のジュエルミネーションはもちろん、「ジュエリ
ー?エンジェルタワー」、新色を使ったエリアとはどのようなものか興味津々です。
 行きたいのですが、ここを見ると和宴のあとの時間を全部使い切ってしまうので無
理かなぁ。。。


「私事ですが」

◆ 粗大ゴミ収集があります。棄てるべきものを選ぶため一階の押し入れと二階を調べ
ました。
 廃棄品を探していると、いつものように小物に目が行き、メモ書きのあるものやアル
バム、懐かしい品物などに出くわすと完全に廃棄品を探しの手が止まってしまいます。
 パスポートが出てきたときには、そこに貼られた写真を見て「これがオレだったのか」
と絶句です。みずみずしい林檎が、干からびてしまったというより、林檎が干し柿にな
っています。しばし落胆してから、どうポジティブな考え方に変えようか考えます。「
髪がなくなり、皺が出来、痩せ、親父そっくりになってきたじゃないか。長男らしくて
良い」などと中途半端に自分を励まして妥協しました。
 パスポートは布製のキャリーバッグに入っていました。このキャリーバッグで国内で
の遠距離の旅や、海外にも出かけています。
 強固なスーツケースも大サイズと中サイズを持っています。でも頻繁に旅へ出かけて
いた時代の後半は、着替え少々と薬を入れるだけですから布製のキャリーバッグで十分
でした。必要になったものや着替えるものは現地調達です。それが自分のお土産兼思い
出品になります。
 結局、粗大ゴミ収集に出すものは見つけませんでした。近いうちにまた粗大ゴミ収集
に出すものを決定します。
 「必要なのか。使うのか」と自問自答して棄てようと決めたものでも、「懐かしい」
が入り込んでくると、なかなか棄てることができません。

◆私はほとんど冷たいものを口にしません。といっても例外があります。ビールとバ
ニラアイスです。
 バニラアイスはカップでもソフトクリームでも大好きです。今日がロッテ「雪見だ
いふく」の記念日ということで、スーパーに寄ったついでに2つ買ってきました。我
が家に来ても飲まない友だちや、その孫が寄ったときに渡すつもりです。
 「雪見だいふく」は私の好きなバニラ味なのに、発売されたとき(1981年 昭和56
年)一度食べただけで、それから食べていません。というのは大福と名乗る限り、ど
のように餅がバニラを包んで凍っているのか楽しみに買ったからでしたが、ところが
「雪見だいふく」はバニラクリームの外側を薄い求肥で包む"にせ者"だったのです。
イメージと違いがっかりさせられ、それ以来食べていません。

 先日のこと病気見舞いに行きました。食が細くなって痩せていると思った病人は、
思ったよりも元気でした。その理由として「アイスクリームとプリンを食べているか
ら」と言っています。
 病気見舞いに行ってからというもの、保存のできるアイスクリームが気になります。
病で寝込むときを想定して「雪見だいふく」を自分のために追加買いしておくべきか
なぁなどと考えています。
 「雪見ただいふくは半分ずつ食べられるから病人食として良いんだ」という病人の
声が耳に残っています。

◆「枝伸さんは、どんな男性になる理想を持っていましたか。」とのメールです。

  最近まで「理想で男」はこういう男だ、と考えていた男性像がありました。
 それは完成された人間ではないものの成長を続けていて、いろんな可能性を秘めてい
る男。ちょっとひと言では言い表せない男。という感じ、10ほど条件があります。
 その条件は「知性が感じられる」「まだ発展途上」「好奇心旺盛で意欲が感じられる」
「ひたむきさがある」「健全な食欲」「ポジティブ」「他人が入り込めない世界を持っ
ている」「ユーモアを持ち合わせている」「ときには下ネタ話も嫌味なくできる」「純
愛と操」です。
 私の場合、「健全な食欲」「ユーモアを持ち合わせている」「下ネタ話ができる」だ
けはクリアーしています。
 どうして今の私は理想を追っていられない暮らしになっているのか、それは「人間に
一番大切なものは健康である」ことがわかってしまったからです。健康あってこその1
0の条件です。。。


  :.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*


・新潟への旅に誘ってもらいました。旅に誘われると巡りたい所を書きだしてみます。
たくさんありました。
 出版社時代、新潟市に新しい支社が出来たので短期間の研修指導に行きました。アパ
ートを用意してもらい、3ヶ月住んでいました。
 週末には新潟県内を気の向くままに回りました。それ以前にも酒蔵巡りや釣りで何回
も新潟県内を訪ねていましたので、新潟市内はもちろんのこと、新潟より東北寄りの新
発田市、村上市。反対方面の出雲崎、糸魚川はかなり詳しく、愛着がありました。
 行きたいところの範囲が広すぎて一泊二日ではとても回り切りません。そうなると行
けなかった土地への後悔が残り、後味の悪い旅になってしまいます。それならばせめて
二泊できるときまで我慢しよう。今回は誘ってくれた人に断りを入れました。
 新潟と同じように、旅に誘われても行きたいところが多すぎて回りきれないときは、
断りを入れさせてもらっています。その点、スキーに行こうと誘われたならば目指す地
域はごく限られた所になりますので、日程さえ合えばご一緒したいと思います。

・今日は「月」についても書きました。昨日の読売新聞の「こどもの詩」に、岩手県の
陽菜ちゃん(2歳)のこんな作品が載っていました。向田さんの見た月と同じ月みたい
です。

            おつきさま

          あ!しろいおつきさま
          よるになって
          くらくなったら
          でんきがつくのかな

 私もこんな感性が欲しい!

 

リクエスト

 投稿者:ボナンザ  投稿日:2017年11月15日(水)08時42分47秒
  おはようございます。ご無沙汰してました。

朝晩寒くなってきて、今朝の気温は5度でした。
今日は日中は暖かで 温度差の激しい一日となりそうです。
最近の気温変化に体を壊していませんか?


枝伸さんの日記は才能や幸せが広がってたり、良き友人に恵まれ、嫉妬しそうなほど面白いです。
枝伸さんは人生に疲れてしまったり、落ち込んで生きるのがつまらないことなんてないと思います。
とても幸せな人生じゃないかと思います ...


今日のリクエストは、勉強になることや、情緒豊かになる話をリクエストします。
精神的に疲れているため潤いたいです。
前向きで自分に希望を持つことができそうな気がします。
よろしくお願いします。

 
 

 しのぶ日記

 投稿者:大塚 枝伸  投稿日:2017年11月11日(土)17時55分18秒
編集済
   早朝、新聞を取りに出るとき、玄関を開けるのが楽しみになっています。どんな訪問
者が昨夜の風に乗って玄関前にやってきているのでしょう。今朝はハゼの枯れ葉が玄関
に来ていました。
 ハゼはウルシほどではないもののかぶれることがありますので、枯れ葉といえどもあ
などれません。蒐集はせずに箒で処理します。
 朝の楽しみはもう一つあります。咲き出したサザンカが今朝はどのように開いている
か、その隣の椿の蕾はどのくらい膨らんできたか、確かめるのが日課になっています。
 サザンカは玄関と居間に飾っています。
 椿の葉は冬が近づくごとにワックスをかけたような緑の輝きを鮮やかにします。昨夜
は街路灯や月明かりに照らされ、帰宅した私を椿のランプで迎えてくれました。


 今日の日記はメールでいただいているリクエストや質問から選ばせてもらったものも
書いてみるつもりです。
 書き込みの、私が「いちばん苦労していない人」についての私の感想は、次回の日記
に書きます。というのは、書き込みをしてもらいましたトピ主さんやグループと次週の
日曜に会いますので、そのときの話題になるよう次回の日記で書くことにします。


「俯瞰(ふかん)」

  妙義山の表・裏に入った友人のメールには、「七から八分目の紅葉」と記されていま
した。まだ紅葉はしばらく楽しめるようです。
 そのメールには「名物やおすすめのお店はどこですか。」も書かれてありました。県
外からの旅人には土地の名産品が気になります。
 「峠の釜めし」は何回も食べているというので、磯部温泉の鉱泉水と小麦粉と砂糖で
作った「磯部せんべい」をまず紹介しました。
 温泉マーク発祥の地の土産としてとして、江戸末期から続く温泉みやげです。磯部温
泉には製造・販売をしているお店が20店ほどあります。母は父の実家の墓参りに安中
へ行くと、栄泉堂さんに寄ってまとめ買いしていました。
 かつて信越線が急勾配の碓氷峠を越えていたアプト式鉄道の時代、「熊ノ平駅」で発
売されていた「力餅」が碓氷峠旧道のふもとの「玉屋ドライブイン」で販売されていま
す。伊勢名物「お福」と似ています。「玉屋ドライブイン」を少し坂道を上っていくと
「眼鏡橋」です。
 通好みのお土産が「秋間梅林の梅干し」。それと安中市内「有田屋」の醤油です。大
河ドラマ(『八重の桜』)の新島襄・八重を紹介したときにも書きましたが、昔ながら
の天然醸造の製造にこだわった醤油が、発売当時のままの味わいを今に伝えています。
 妙義山から磯部・安中に向かう前に寄りたいのが松井田町の「たわらや」さん。味噌
と紫蘇と茄子とのコラボの味噌まんじゅうが名物なのですが、残念ながら今年の発売は
終了していると思います。そういう点では安中市観光協会事業として開かれている「磯
部簗」も気さくな梁ですが、その季節ではありません。
 となると安中市西上秋間の鱒釣り「中関つりぼり」でノンビリと旅心を楽しむのも味
わいがあって良いかも知れません。
 「中関つりぼり」は餌を付けた針を投げ込めばすぐに鱒が釣れるという買い取り式の
釣り堀でなく、一時間あたりいくらで遊ぶ釣り堀ですから、当然釣れません。だからこ
そ自然の中でノンビリと旅心を楽しめるわけです。
 たぶん釣れませんから、貸し竿一本で十分です。でも「もし」があるところが釣り堀
の楽しみ。鱒は必ずいるのですし、他の池から鱒をすくってきて放してくれるため、釣
れるような期待感が良いのです。

 とりあえず以上のようなことを手短に書いて返信しました。返信したあと考えさせら
れました。「このところ釣れない釣り場にいるような、無駄な時間を過ごしていないな
ぁ」と。
 必要なんですよね、無駄と思えるような何をするでもない有意義な時間が。
 仕事のため分刻み、時間刻みの生活をしていると、仕事時間とは無縁な時間が必要な
のです。多くの人が会社のため、家族のためも加わり、何もしない時間が浪費と思える
毎日を過ごしているのではないでしょうか。
 何もしない時間がないと、自分と対面することができなくなってきます。心の声を聞
く時間であり、自分を見直す時間であるため、自分への未来投資に何が必要なのかがわ
からなくなります。
 頭でなく心で考える時間、それが必要です。ときには自分の姿を、俯瞰してみましせ
んか。


「銀杏といえば」

 東京の谷根千とは、下町情緒あふれる台東区の谷中、文京区の根津、千駄木付近の地
域の愛称です。その根津には日本武尊が千駄木の地に創祀したと伝えられる古社「根津
神社」があります。近世になっても太田道灌や五代将軍徳川綱吉が現在の社殿を奉建し
ているという格式豊かな神社でもあります。
 7日の火曜日、かつての職場の友と「根津神社」を訪ねたとして、友だちが写メール
を送ってくれました。根津神社と刻まれた石碑の向こうに黄金色した銀杏が映っていま
す。
 私は何度となく根津神社を訪ねているのですが、紅葉の季節に境内へ立ち入ったこと
がありません。ですからこの写真の銀杏が、境内の様子を知っている私にいろいろな想
像をかきたせてくれます。特に境内にある乙女稲荷神社の千本鳥居の朱色と、銀杏の黄
金色との景色が鮮やかに浮かび上がってきました。
 乙女稲荷神社の鳥居の数は圧巻です。「西の伏見稲荷神社、東の根津神社」といわれ
ることだけのことはあります。

  私が根津神社を最初に訪ねたのは学生時代でした。近くの団子坂が江戸川乱歩『D坂
殺人事件』のモデルだったため、文学巡りの地として千駄木を訪れ、根津神社にも足を
運びました。ツツジの名所として紹介されていた根津神社の近くには、森鴎外や夏目漱
石が住んでいたことでも有名で、小説の中にも根津神社が登場している『雁』『青年』、
『道草』があります。そんな文豪が小説の構想を練ったといわれる「文豪憩いの石」に
座ってきた思い出も残っています。

 銀杏といえば、鎌倉・鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れたのは10年近く前のことでした。
幹回り6.8メートル。高さ約30メートルという樹齢1000年の大銀杏は、強風に
煽られ根元から折れてしまいました。
 寿命が尽きたかと思われていた大銀杏でしたが、切り株や根元から新しい芽がいっぱ
い生えてきたのです。新芽は人間でいうところの曾孫(ひまご)にあたる蘖(ひこばえ)
と呼ばれました。大銀杏は見事に命をつないでみせたのです。
 私は一度だけ青く伸びる新しい命を見にいったことがありました。あれからも変わる
ことなく、あのとき以上に凛々しく空を目指しているであろう姿が八幡宮にはあると思
います。
 大銀杏は鎌倉幕府の三代将軍・源実朝を暗殺した公暁が身を潜めていたためため隠れ
銀杏ともいわれていました。そのときから室町・安土桃山・江戸・明治・大正・昭和・
平成と時代は変わっても、大銀杏は時代と人々を見てきました。
 命のバトンを渡された蘖たちも、多くの時代を重ねていけるよう期待しています。

 大銀杏といえば、前橋にも「前橋八幡宮」の大銀杏があります。かつて西武デパート
(現、前橋プラザ 元気21)があった50号線を挟んだビル街の一画に「前橋八幡宮」
は鎮座しています。日曜は七五三でにぎわっていました。
 高さ20メートルの大銀杏は、周辺の街並みがめまぐるしく変わる中、800年もこ
の場所を見守っているのです。
 我が家から歩いて45分。秋化粧をした大銀杏を仰いできました。晩秋の銀杏には、
鰯雲を泳がせる空が良く似合います。


「メールから」

「野良猫君は元気ですか。高齢猫の人が野良猫に傷つけられた事件が起こりました。気
をつけてください。」で始まるメールでした。そのあとに「枝伸さんは犬派ですから、
猫好きの気持ちはわからないと思います。」ということも書かれてありました。
 「野良猫に傷つけられた事件」とは、熊本県御船町で、寝たきり女性(82)が顔に
多数の傷を付けらリて重傷となった事件です。
 室内に侵入されたり物色されたりした跡がなく、凶器も見つかっていません。周辺へ
の聞き込みでも不審人物の目撃情報は得られませんでした。
 となると女性が怪我を負っていることを発見した人が加害者か、と一瞬思いました。
しかし傷の具合から動物のひっかき傷の可能性が浮上します。犯人は被害者女性が世話
をしている野良猫でした。爪から血液反応が出たのです。
 私の場合は就眠中に野良猫を家に入れることがありませんので、被害に遭うことはな
いです。
 「枝伸さんは犬派。猫好きの気持ちはわからない」につきましては、確かに物心付い
てから学生時代を除いて犬のいる暮らしを続けてきましたので私は犬派に間違いありま
せん。でも猫は犬と違い、不可思議な動物なので興味を持って猫を見ています。
 猫を飼っている友だち宅に行くと、気分次第で自分から甘えてきても、飼い主が相手
をしてもらいたいときにはサッとどこかへ移動してしまう光景を良く目にします。
 他にも猫と犬の違いはあります。犬は獲物を狙いませんが、猫は忍び寄ったり待ち伏
せして獲物を狙います。いつも単独行動ですから厳寒地での犬ぞりを猫ぞりにすること
は不可能です。
 この単独行動が猫を猫たらしめているようで、仲間と協力する、服従するといったこ
とはやりません。犬のように外で鎖に繋がれるという無理強いは独立心の強い猫には耐
えられないでしょう。
 猫を飼ったことがないのでわかりませんが、猫を飼っている人って、そんな猫の性質
と似ているのでしょうか。プライベートタイムは「気が向いたときだけ」という生き方
をしていませんか。それと『不思議の国のアリス』で公爵夫人が「猫はみな笑えるので
す」と語っていました。これって本当なのでしょうか。

 もう一つ、メールからです。「枝伸さんの趣味は音楽と絵の鑑賞とわかります。どの
ような音楽が好きですか。日記にまだ書いていない好きな画家はいますか。」
  これについては今日私の録画予約した番組を書けばわかってもらえます。
 まず音楽です。いちばん好きなバンドは甲斐バンドです。今夜のBS日テレ『地球劇場
~100年後の君に聴かせたい歌~甲斐バンド』で、「HERO」「安奈」「裏切りの街角」
「かりそめのスウィング」「きんぽうげ」他が唄われます。
 作詞・作曲は甲斐さんが担当していますから、この番組を観ていただければ甲斐バン
ドのどんなところに魅せられているか輪郭だけでもわかってもらえると思います。
 絵画ではテレビ東京、午後10時からの『美の巨人たち』を録画予約してあります。
 彗星のごとく現れ、22歳、20歳という若さで亡くなった画家・村山槐多と関根正
二の生涯と絵が紹介されるはずです。二人の共通は「朱色(赤)」にありました。村山
槐多が朝焼けの朱色ならば、関根正二は夕焼けの朱色です。あくまでの個人的な印象で
すけど、それも確かめられます。
 二人とも再来年が没後100年の記念年になります。私は村山槐多の没後90年展に
行ったことがあります。軽井沢に住んでいた画家親子が突然車で迎えに来て、渋谷区の
松濤美術館に連れて行かれました。それが村山槐多展でした。
 関根正二の絵は美術書でしか観たことがありません。
 私がこの2つの番組を録画予約したのは、演奏や絵画からたくさんの言葉をすくい取
れるからです。それはクラッシック音楽を聴いていても同じです。反対に言葉を発して
くれない演奏や絵画には関心が湧きません。
 よろしかったら2つの番組にお付き合いください。その感想などをまた書いてくださ
ることを楽しみにしています。


「私事ですが」

◆ボジョレ・ヌーボー解禁をニュースで知り、「今年も猿酒が渡ってきたか」と思いま
した。連鎖反応で、猿酒→シュメール人→ヨーロッパ→フランス・ブルゴーニュ→ボジ
ョレ地域→スーパーマーケット、とつながります。

 木などのくぼみに猿の隠しておいた果物が、やがて自然発酵して酒となったものが猿
酒です。ぶどうを隠した場合はワインになります。
 それに味をしめたかどうかは定かではないですが、古代メソポタミア時代の先住民で
あるシュメール人が8千年ほど前(紀元前6000年頃)にワインを作り、周辺地域へ
広めていきます。土器の工房ができ、土器が大量生産されるようになったことがワイン
の大量移動を可能にし、ワインは飲むだけでなく、医療や薬用にも活用されていきまし
た。
 私にとってもワインは飲み物というより、ポリフェノール供給の飲み物となっていま
す。ですからボジョレ・ヌーボーで騒がれているようなワインではなく、スーパーにて
ラベルに「ポリフェノール2倍」と書かれている安いワインを選んで、ホットで飲んで
います。

 私は晩酌の〆として飲んでいるホットワインは、温めることで、まろやかな口当たり
になります。
 アルコールには血管を広げる効果がありますから、ホットワインはより体の中から温
めてくれます。低温体質の人や冷え症の人の改善にも役立ち、寝付きを良くしてくれま
す。
 またポリフェノールが体内の活性酸素の増殖を抑えて細胞のサビを防いでくれたり、
動脈硬化の予防にもなります。
 頑張りすぎている人も、ストレスに押しつぶされそうな人も、ホットワイン、試して
みませんか。

◆炬燵のシーズンがやってきました。我が家の炬燵の上にも炬燵布団とカバーを掛けま
した。炬燵カバーは今年で何回目のお役を引き受けてくれるのでしょう。
 防虫剤の匂いが付いていたため、水洗いして干しました。日射しに恵まれ防虫剤の臭
いを残さずカバーは乾きました。しかしいろんなところに出来たシミは落ちないままで
す。リバーシブルのカバー両面に果汁、醤油、ソース、ケチャップ、カレー、油、墨な
どの痕跡がカラーハイターとの戦いに負けず、しっかりと定位置を確保しています。
 カバーの汚れは薄くなっていきますが、消えることはありません。なんだか私の自分
史みたいです。たくさんの汚点のようであり、懐かしい思い出のようでもあります。
 これからの数か月、炬燵布団と炬燵カバーは防虫剤の匂いなど問題にならない悪臭に
襲われます。男たちの足の臭いです。
 例外でない私には、朝起きたとき、仕事に出かけるとき、帰宅したとき、一日3回足
を洗う季節が巡ってきました。

◆来週は楽しみにしていることが三つかあります。
 一つはお世話になった人へお礼に贈る日本酒が届くことです。青森の西田酒造(田酒・
喜久泉)の4本ですから、日本酒好きの人へのお礼としてはベストなものになります。
 入手の難しい西田酒造のお酒は、友だちが苦労して探してくれています。その事情も
知っている人へのお礼なので、尚のこと喜んでもらえます。

 二つ目は故障がちの風呂給湯器を入れ替えられるかも知れないことです。
 今はシャワーが冷水のまま出てきます。しばらく前までは冷水でも不自由ありません
でしたが、秋の深まりとともにそうもいかなくなりました。
 知りあいのお宅が二世帯住宅にリフォームすることになり、使っていた風呂給湯器が
我が家にやってくることになりそうなのです。使用一年未満の給湯器です。それが標準
工事費と既存給湯器処分費用だけで実現したらラッキーです。

 あと一つは、必ず返しますから、と約束を守ってくれたお金が戻ってくることです。
教え子と母親とが挨拶に来てくれるとの連絡です。通塾していたときの未払い月謝と、
高校入学時に都合した不足金です。入学時の不足金は、何人かの友だちにその生徒の家
庭事情を話して借用しました。
 教え子は高校を卒業後進学し、アルバイトで貯めたお金を。母親は正社員となれたた
め、少しずつ蓄えたものを返済金にしてくれます。
 親子2人がこの数年間、どのくらい辛苦を味わってきたか知っている者として、月謝
の未納分はいただくつもりはありません。友だち数人が用立ててくれた費用は預かり、
お礼の言葉を添えて返済します。
 約束を守ってくれた親子への感謝。入学時不足金を都合してくれたのに費用の返済を
一度も口にしないで見守っていてくれていた友だちへの感謝。ありがとうございました。
 (この話は、数日以内に消去したいと思っています。ご理解ください)


  :.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*


・今日は根津神社のことも書きました。どうして根津神社のことをしっかりと覚えてい
るかというと、根津神社の名前の由来に、大黒天の使者がねずみだったことからという
説があるからでした。子年としては忘れるわけにはいきません。

・26日、日曜日の「大江戸和宴」は日帰りの予定でいました。でも友だちが新宿のホ
テルを予約してくれたので、「大江戸和宴」の他にもいろんな所を訪ねられることにな
りました。歌舞伎町の夜も楽しめるなんて何十年ぶりのことです。
 私が東京に移り住んだときに呼ばれていた新宿駅界隈の町名は、十二社(じゅうにそ
う)、角筈、柏木、淀橋など今は消えています。歌舞伎町の名前だけは残りましたが、
30代から30代にかけて飲み歩いた店は姿を消しているでしょう。映画館と同じよう
にです。
 かろうじて今では老舗となったトンカツ屋さんやイタリアレストラン、それにしょん
べん横町(新宿西口思い出横町)の路地に連なる店々は健在とのことです。
 このことを今日のランチを一緒にした滝さんに話しました。すると「七・五・三」の
用事がなければ一緒に行きたいと言います。滝さんは前橋東照宮の写真館のオーナーで
もあるのです。
 滝さんによれば、新宿の町名が変わる前に遊んでいた土地や、生まれ育った新大久保
周辺や、通学した海城高校までの道を歩いてみたいとのことです。海城高校は全国偏差
値ランキングで4321校中11位。東大合格実績で全国12位の名門です。
 また母親との記憶がかすかに残る浅草・今半にも寄ってみたいと言います。たぶん滝
さんの新宿歩きは実現しないと思いますが、「日帰りでいいから行ってみたい。えっ、
新宿から代々木公園まで歩くの。大丈夫だと思う。Aさんたちも一緒なの。それも大丈
夫。気心知れてるから」。
 滝さんが子どもの頃に家族で出かけた叙々苑や、浅草・今半を案内してみたいですけ
どね。。。


 今日の南関東と北関東の温度差はすごいものでした。上野で20度を超えているのに、
大宮が6度少々。前橋もかなりの冷え込みでした。
 夕方からは太平洋側全域で気温が下がっているようです。暖かくしてお過ごしくださ
い。
 

ランキング 

 投稿者:桐生 めし塚  投稿日:2017年11月10日(金)09時39分13秒
  こんにちは ...

北関東グルメフェスは盛り上がりました!!
多くの出店で盛り上がり、定着したイベントになりました。
会場では3県のご当地グルメに町おこしの熱気があり、
官民一体で取り組むことで大変な盛り上がりでした。


会場にみんなが集まったので古稀祝いをやりました。
飲んで話してると、秋についてのランキングが始まり、
秋といえばランキングの男性1位が「紅葉」で、女性は「食欲」でした。
秋の食べ物では、男性1位が「秋刀魚の塩焼き」。女性は「栗ごはん」でした。

そうこうしているうちに、自分でいちばん得意なことや、
仲間内のランキングが始まりました。
枝伸氏は「いちばんモテた人」、「いちばん博識な人」で1位に選ばれず、、
「いちばん苦労してない人」と「いちばん幸せな生き方をしてる人」で1位でした。
「いちばん我がままな人」はK氏と同点で1位でした。

この評価をどう思いますか?

ランキングの感想と、自分でいちばん得意なことが知りたいです。

これからも、枝伸氏の体験した人生経験のすべてを、読む人に伝えてほしいと思います。
他の人にはない人生を過ごした日記を、これからもみんな読んでいきます。



 
 

しのぶ日記

 投稿者:大塚 枝伸  投稿日:2017年11月 4日(土)20時14分33秒
編集済
   ハロウィンの31日、教室は大騒ぎでした。
 小学生生徒たちが「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」 と言うなり、
「キャンディをくれないと、毛を抜いちゃうぞ」とか「メガネを隠してしまうぞ」と口
々にはやし立てて手を差し出しました。
 教室にはキャンディを入れておく篭があり、ハロウィンでなくてもキャンディを1つ
手にすることができるのですが、この日の要求は一人3個。瞬く間にキャンディが消え
ていきました。
 それでもハロウィンだからキャンディ3個では納得いかないという生徒が、こんなこ
とを言い出します。
「サザエさんちのお隣は伊佐坂先生ですが、昔は違う人が住んでました。だれですか。
わからなかったらキャンディ10個くーださい」
 伊佐坂先生の前に住んでいた人は誰か。たまたま私は知っていました。
 さてキャンディは10個あげられずにすんたでしょうか。それとも……


「論語」

 入試学習にも教材となる『論語』には、私の今を省みる言葉がたくさん載っていま
す。
 有名な「子曰、吾十有五而志于学」と「君子に三戒あり」に目が行きます。

  子曰、吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑はず。
  五十にして天命を知る。六十にして耳順(したが)ふ。
  七十にして心の欲する所に従へども、矩(のり)を踰(こ)えず。

 口語訳は、「孔子先生がおっしゃるには、私は十五歳のとき学問に志を立てた。三
十歳で基礎ができて自立できた。四十歳になり心の迷いがなくなった。
五十歳になって、天が自分に与えた使命が自覚できた。六十歳になり、人の言うこと
がなんでも素直にわかることできるようになった。七十歳になると、自分のやりたい
と思うことを意のままにに行っても、人の道を踏みはずすことがなくなった」

 自分の人生と比べて、どうなのでしょう。
 私が15歳で学ぶものに興味を持っていたのは童話ぐらいでした。それも宮沢賢治
と新美南吉だけです。勉強のほうはおろそかそのもので、13歳過ぎた頃より映画に
も夢中になっていきました。
 「三十歳で基礎ができて自立できた」と孔子は書いていますが、私は東京、大宮、
前橋、新潟、名古屋と転居や転勤を繰り返していたり、国外では南の島国に何度とな
く会社の意向で飛び出ていましたので、右往左往の暮らしをしていました。
 「四十歳になり心の迷いがなくなった」については、40歳手前で塾を始めたので
仕事上での迷いは無くなりました。ですから「五十歳になって、天が自分に与えた使
命」そのものと思い、今に至っています。
 しかし60歳過ぎからがいけません。人の忠告には耳を傾けないことが多々ありま
すし、自分のやりたいことだけはしっかりやって、他人のために尽くすことをおろそ
かにしてきました。70歳になっても成長はないでしょう。
 ですから人格者になるには一生のある時期3つの戒めが必要となる、という「君子
に三戒あり」の戒めも守れていません。

  孔子曰く、「君子に三つの戒めがある。若いときは血気盛んだから
  誘惑にかかりやすいから色欲を戒めなさい。
  壮年になるとますます血気盛んになるため自信を持つようになり、
  自分の考えを主張し過ぎる傾向がある。だから人との争いを起こさ
  ぬよう戒めなくてはならない。
  老年になると血気は衰え、生きる張合いや楽しみもなくなる。そう
  なると戒めるべきことは物欲に執着する利欲である。

 「血気」とは気力と体力の状態です。
 「物欲」の「物」とは、物体、物品、商品、衣服、飲食物や、人間が考えるが形と
してはない文章、学問。所有物などが挙げられます。
 「体力」は加齢とともに落ちてきていますし、気力も少しずつ萎えてきているので
しょう。ですから緩やかな曲線で落ちていくようにしなければなりません。

 でも孔子が曰わくところの「物欲」も「利欲」も、あってこそエネルギーが湧いて
くるのだと思います。と考えているあいだはずっと悟れない大人子供でいるのでしょ
うね。
 あなたは「四十にして惑はず。五十にして天命を知る。六十にして耳順(したが)
ふ」が出来ていますか。


「紅葉のことを」

 明け方の気温がかなり低くなり、わが家の周りでも紅葉が見られるようになりま
した。
 一概に紅葉とていっても、イロハモミジ、ナナカマドのように赤に変わる「紅葉」。
イチョウやポプラのように黄色に変わる「黄葉(こうよう)」。ブナやケヤキのよう
に褐色に変わる「褐葉(かつよう)」とに分かれるそうです。
 私の好きな桜の落ち葉は、桜紅葉(さくらもみじ)といわれて親しまれていますの
で、「紅葉」に含まれるまでしょうか。
 ハナミズキも色を付けてきています。ハナミズは「紅葉」「黄葉」「褐葉」のグラ
デーションが鮮やかなので、殺風景な玄関を彩ってもらえます。

 平野部にある前橋にも紅葉の季節が来ているのですから、群馬県民ならば誰もが知
っている『上毛かるた』の「も」の読み札「紅葉に映える妙義山」の妙義は、今年も
見事な紅葉を見せてくれているとの連絡をいただいても不思議ありません。
 この日記で裏妙義の思い出を書いたところ、「そうだ妙義、行こう」とばかりに友
だち家族同士でバーベキュー開催となったらしいです。
 妙義山は白雲山、金洞山、金鶏山と3つの峰で構成され、赤城山・榛名山と上毛三
山を成しています。むきだしで尖った岩岩と急勾配の斜面は、日本三大奇勝にふさわ
しい様相を見せてくれます。我が家から見える遠景でも、ゴツゴツした山の急勾配が
見て取れます。

 その険しい岩肌を染める紅葉の美しさゆえに「紅葉に映える妙義山」なのです。そ
んな表妙義の紅葉に感動したあとは裏妙義に回り、湖に映える紅葉を見ながらのバー
ベキューです。「みょうぎ道の駅」で購入した生鮮食品でのバーベキューですら。た
まらなく美味しいでしょう。
 私はレッスンのため参加できませんが、バーベキューで満腹になったら、「妙義ふ
るさと美術館」で芸術の秋を楽しむもよし、紅葉を眺めながら「妙義温泉もみじの湯」
にて露天風呂を楽しむというコースをお勧めします。
 ちなみに妙義山の紅葉は今月いっぱい楽しめます。標高1000メートルを超す山
頂や、そこより少し低い石門は今が見頃ですし、中腹から低地にかけては中旬~下旬
までは錦の世界を堪能できます。


「どちらを信ずべきか。それが問題だ」

 お酒のことばかり書いているため、厚労省研究班が注意喚起を促した「高齢者の飲
酒と健康」について情報をいただきました。
 私の飲み方を知っている情報主は、私のような過度の飲酒が健康寿命に関わる病気
の強力なリスク因子になるといいます。
 私は過度の飲酒などしていないと思っているのですが、厚労省研究班が注意喚起を
促した純アルコールで一日20㌘以内というと、日本酒では一日一合、ビールはビー
ル中ビン1本、酎ハイは350㎜缶1本のいずれかとなりますので、私は決して「適
度」の飲み方をしていないわけになります。昨夜はレッスンが夕方に終わったことも
あり、ビール500㎜一本。日本酒2合。芋焼酎、ウィスキーのお湯割りを一杯ずつ
飲んでいました。

 私の飲酒量は、厚労省研究班指導量の日本酒1合を守れない高齢男性の半数、女性
の4分の1にあたるどころか、指導量の3倍のアルコールを摂取していることから、
「多量飲酒」常習者の約5%に属していました。
 この常習者は何らかの健康問題があり、アルコール依存症が認めらる男女がかなり
いるみたいです。今のところ私に健康問題が出たり、アルコール依存症ではないと思
っていますが、一日の締めくくりとして飲まないと寝る気にならないというのは、ア
ルコール依存症の一つなのでしょうか。
 スーパーやコンビニに行くと、ときどき私と同年配の男性がワンカップや酎ハイを
買い、店から出るなりそれをあおっている姿を見ることがあります。
 そのびに、あんな飲み方をしていると肝臓や他の臓器に負担をかけるから止めたら
いいのに、などと思うわけです。ところが酒量は圧倒的に私の方が多いわけです。五
十歩百歩どこではありません。
 とはいうものの「あんな美味しいものはないものな」、「他の酒は控えられても日
本酒だけはなぁ」、「飲みたく無くなったり、飲めなくなったときは寿命が尽きると
き。旨いと思えるのは元気な証拠」などと思いは巡ります。

 そんなとき帯津良一さんの『不養生訓 帯津良一ときめきのススメ(山と溪谷社)
』を知りました。帯津さんは東京大学医学部卒業後、東京大学病院第三外科他の病院
外科で活躍。帯津三敬病院を設立して院長をされ、今もたくさんの医療関係の理事長、
会長、医学会理事長をされています。
 その帯津さんの『不養生訓』は、「BOOK著者紹介情報」から転載しますと、

  大酒、美食、不摂生、メタボ、何でもOK! 81歳でもピンピンしている
  私が証明する。
  今まで健康法でNGとされていたことも大丈夫。愉しく楽に幸せになる
  究極の生活術。毎日ときめいていることが健康寿命を伸ばす最高の秘
  訣。

 そのためなら、酒も良し、ギャンブルも良し、タバコも良し、熟年の恋大いに結構、
朝寝坊良し、夜更かし良し、不規則の生活もまた良し、メタボも良し・・・
 普通の健康法ではダメと言われるものでも、トキメキを与えてくれるものであれば、
健康に良いという逆説的健康法を詳しくわかり易く教えてくれる本です。
 「不摂生で何が悪い。健康でいるための不摂生とは」から始まり、「いつまでも老
けない秘密―あなた、ときめいていますか。ときめきがもたらす健康効果」や「明日
死んでも後悔しない生き方」を指南してくれます。

 厚労省研究班の情報に準ずべきか、『不養生訓』を手本とすべきなのでしょうか。
 困ったなぁと思っていたら、『不養生訓』には五木寛之さんの言葉が添えられてい
ました。
「帯津さんは、いつも元気だ。ご自身が生きたエビデンス(証拠、根拠)でいらっし
ゃる。その言葉に誰もがはげまされることだろう」
 やっぱり『不養生訓』にしようかな。読書週間でもありますし。。。


「私事ですが」

◆私立受験まで2ヶ月になりました。1月6日から今季の受験がスタートします。
 受験指導でいちばんの胸突き八丁は夏休みから9月にかけてでした。今は学力を伸ば
すことだけでなく、むしろ今の学力をキープしておくことに軸足を置いた指導となって
います。
 私立高校はすでに受験先が三者面談で決まっていますので、その高校に入れる総合点
をどう獲得したり維持するか。その学習配分が講師としての役目になります。
 「受験生指導で大変でしょう」とこれからたくさんの人に声をかけられます。しかし
夏に比べれば心身の疲労度はそれほどではありません。3月の公立高校合格発表のとき
だけはそうはいかないでしょうけど、冬休み以外の日曜日は休めますから、気分転換が
出来たり、スタミナ兼エネルギー源にもなります。
 講師となって30年余年が経ちます。残念なことは誕生日の数日後が後期公立高校入
試のため、酒宴を開いてもらえないことです。古稀になる来年の誕生日は日曜日。残念
だなぁ。

◆月曜日(10月30日)の午後、前橋南モールのスーパー「ベイシア」の店内に入っ
てビックリしました。思いもしなかった歌が店内に流れていたからです。

  ♪もういくつ寝るとお正月 お正月には凧あげて 駒を回して遊びましょう
   はやく来い来い お正月(「お正月」 東くめ作詞・滝廉太郎作曲)

 たぶんおせちセットの予約をどこかのコーナーでやっていたのでしょう。店が広いこ
ともあり、私のように買いたいものの売り場に直行し、レジへ行き、直帰する男には予
約コーナーがどこかに設けられているのかわかりませんでした。
 ハローウィンが終わったのでクリスマスとおせち商戦となるわけです。私の子ども
時代にハローウィンはありませんでした。
 クリスマスにしてもケーキを囲む習慣はなく、靴下を枕元に置いて眠ると翌朝までに
チョコレートやお菓子が入っているというもので、靴下の中身は、父がパチンコで勝つ
か負けるかにかかっていました。
 その点、お正月は待ち遠しいものでした。
 新調した服を着たので子供ながらに新しい年という感触を体で感じられました。子ど
もたちはお年玉で好きな遊び道具を買うと約束した家に集まりました。
 まずは外遊びで凧上げ、羽根つき、駒まわし。それに飽きると畳の上で、福笑い、す
ごろく、犬棒カルタ、とっこ、けん玉、だるま落とし。。。

  そういえばあの頃、全戸の門柱に日の丸の旗が誇らしそうにはためいて町内の新春を
祝福してくれました。子どもたちのよそ行きの服もまぶしかったです。

◆友だちでも、幼なじみや学生時代からの古い付き合いなのか、あるいは比較的新しい
友だちなのかは、私が煙草を吸っていた頃を知っているかどうかでわかります。

 私が煙草を吸い出したのは18歳の誕生日からです。父親との約束でそれまでは吸い
ませんでした。
 最初に火を点けた煙草は「ハイライト」で、しばらくして広島で試験的に「セブンス
ター」が売り出されます。たまたま後輩が旅行土産に買ってきてくれた「セブンスター」
のパッケージに魅せられました。それから何十年となく「セブンスター」を吸い続けま
す。
 ある約束で煙草をやめたのは18年~20年ぐらい前と思いますが、たしかなことは
忘れています。
 煙草をやめたとき、コーヒーも一緒に飲まなくなりました。私は「毎日たくさん飲ん
だり吸ったりしている酒とコーヒーと煙草の中で、酒だけはやめたくない。煙草とコー
ヒーをやめる」と宣言し、あることをやめると約束した教え子と指切りをしました。当
時の私は煙草を一日2箱。コーヒーは豆を喫茶店で購入し、ドリップ式で淹れたものを
自宅で数回飲んでいました。
 私たちはしっかりと約束を守り通しました。その教え子に会うと、もう十分ですから
煙草とコーヒーを解禁にしてください、と言われます。
 煙草は吸うつもりはありません。でもコーヒーだけは、いろんな状況で断り続けてき
て失礼なこともあるため、時によっては飲むようにしようと思っています。お邪魔した
お宅や、ホテルでの打ち合わせなどでコーヒーを出していただき、「ごめんなさい。飲
めないのです」を何度言ってきたことでしょう。
 かつてのように作り置きのコーヒーは酸化しているため飲まないことにしますが、こ
れからは挽きたての豆で作られたコーヒーにはお付き合い出来ると思います。よろしく
お願いします。


  :.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*


・10月21日の日記に作詞依頼の話から「未練」について書きました。
 元妻さんとのことも書きましたところ、東京の友だちから「みこちゃんのプライベー
トのことだから、削除するべき」という趣旨の指摘をいただきました。
 指摘を尊重しまして、「9行を事情により削除します。」と記入したのち、日記から
指摘部分を削除しました。

・今日は子どもの頃の正月のことも書きました。
 子どもの頃、正月も含めて冬そのものの思い出に「炎の暖かさ」があります。
 焚き火、風呂沸かし、炭団・練炭の火熾し(たどん・れんたんのひおこし)の炎です。
 石鹸ぐらいの大きさで丸みのある炭団(たどん)は、木炭や竹炭で作るため炎に匂い
が無く、石炭の粉末を利用した練炭(れんたん)は鼻を突くような匂いがありました。
 雪が降ると雪だるまを作り、雪だるまの眉・鼻・口は炭で、目には炭団を押し込みま
した。冷えた手は焚き火で暖めました。枯れ葉を集めてきてマッチで点火します。だい
だいの炎、優しい色でした。

・私のスマホケースを新調してくれたのが男性とわかった桐生のN君。私を迎えに来て
くれた車を運転しながら、「なんだ男か」とつまらなそうに言います。しかしすぐに、
「さすが女性2人。男性998人の千人切り経験者」と横目でニヤリと笑いかけました。
 スマホケースをプレゼントしてくれた峯岸君に話したら、「今度は女性が選びそうな
ケースを探しますよ。女性からの贈り物ということにしてください」とのことです。次
回ケースを替えたときには女性からということで見栄を張りたいと思います。


 明日の日曜は晴天という予報です。晴れれば9月10日以来の日曜晴れだそうです。
 高崎線沿線の「角打ち」巡りをしようと思っていたのですが、今夜の予定が明日にず
れてしまい「角打ち」はお預けになりました。
 いつも都内近くまで車に乗せてくれるご夫婦にも断りを入れました。すると11月2
6日(日)も同乗させてもらえる可能性が高いとのことでした。日帰りならば『大江戸
和宴』へ行けるかも知れません。
 その日までには都内の秋もずいぶん深まり、会場となる代々木公園の銀杏は晩秋のメ
ッセージを伝えてくれることでしょう。その他にも、明治神宮外苑、皇居前丸の内並木。
そして靖国神社の銀杏並木はライトアップされて更に命を輝かせてくれます。
 歩いた並木の下で秋を拾ってきます。そのためにもあまり呑まないことにしなくては。
 

しのぶ日記

 投稿者:大塚 枝伸  投稿日:2017年10月28日(土)17時40分2秒
編集済
   また台風です。明日は高崎の『高崎マーチングフェスティバル』か、「角打ち」を予
定していました。
 でも室内や球場で行われるマーチング演奏は、前売りチケット発売もあるので中止に
はならないとしても、午前10時から午後2時まで市街地をパレードするフェスティバ
ルは雨天中止になるでしょう。世界的に名高いアメリカの「キャロライナ・クラウン(
CAROLINA CROWN)」も出演したレベルの高いマーチングフェスだけに、うらめしい台
風です。
 むしろ雨風にたたられるときは「角打ち」のように黙々と呑み、次の店まで傘で騒ぐ
雨音など酔いで気にならないひとときを過ごすのが面白いかもしれません。といっても、
あくまで孫のサッカー試合の応援に向かう知りあい夫婦の都合次第です。サッカーは雨
でまた延期になる確率が高いのでしょうね。


「冷え対策」

  「おまえが風邪をひいたら大変なことになるだろうな」とは良く言われることです。
 もう40年以上も風邪で体調を崩したことはありません。鼻水が出たり、喉が痛むこ
とはあっても、だるくなったり、寒気がしたりということはありません。
 ですから私が風邪をひいたとき、どう対処したらよいのかわからず、大騒ぎをするだ
ろうということになります。私はどこかが少し痛いぐらいで大病のようにこの日記に書
くため、風邪で発熱したらどのくらい大騒ぎするかわからないと言われるようになりま
した。
 背中が痛いとか、心臓が痛いとか、不整脈があるなどは、老いてくれば誰にでもある
ことで、そんなことで一喜一憂しているのは年寄りの風上に置けぬ奴らしいです。
 今季も風邪をひかないよう、とにかく体温が低くならないよう注意を払って、風邪パ
ニックに陥らないようにしなくては。

 ここ2週間、朝晩はこたつがほしい寒さになりました。冷え症や低体温の人には辛い
季節になってきたことでしょう。
 「冷えは万病の元」と言われているように、風邪をひきやすくなったり、生活習慣病
にかかりやすくなります。私と同じ年代の人にも低体温の人や、かなり手足の先が冷え
て辛いと言っている人がいます。
 そんな人とこの数日は一緒に歩いていました。散歩で筋肉を動かせば体の末端まで血
液が循環します。1分120歩で20分歩くことを、毎日の生活の中で取り入れるよう
伝えています。さらに体を温める作用のある食品や、血行を良くする食品を選ぶことも
大切ですと伝えました。人に伝えると自分でも忘れていたことを思い出せるのでありが
たいことです。
 熱を生む元となるタンパク質(魚・肉・卵)や、血液を作る鉄(レバー、赤身肉、貝
類、小松菜など)は、毎日適量を摂るようにしようと励まし合いました。
 肉類をあまり食べない私も、魚やレバーや挽き肉は積極的に食べています。また体を
温める食品として、ねぎ、しょうが、にんにく、にんじん、小豆、ゴマ、チーズは毎日
欠かさず食事に取り入れています。でも人によって好き嫌いがあるでしょうから、体を
温める食品の見分け方の5つの条件を覚えてもらえばと思っています。

   1冬が旬 2寒冷地もの 3地中で育つ 4黒、赤、暖色系 5水分が少ない

 例として、にんじん、たまねぎ、じゃがいも、山芋、生姜、にくにく、りんご、ぶど
う、みかん、鮭、まぐろ、いわし、さんま、めんたいこ、海藻、牛肉、鶏肉。飲み物は
しょうが湯、ほうじ茶、ウーロン茶、紅茶、赤ワイン、日本酒などが体を温め、コーヒ
ーは体を冷やします。私の好きな豚肉も体を冷やすので、生姜焼きにして食べています。

 冷え症を解消したり、体温を上げることはすぐにできるものではありません。自分の
年齢の十の位の数字分、毎月続けてみてください。つまり50代の人は5か月、60代
の人は6か月の継続で効果が安定してきます。


「起承転結でない話」

  来年1月に10年ぶりの改訂を終えた国語辞典「広辞苑(岩波書店)」の改訂版(第
7版)が発売されます。約1万語を追加して、教室用の普通版は9720円です。
 ちょっと高価な気もしますが、広辞苑は辞典に百科事典の要素もありますので、スマ
ホで調べ慣れている生徒に活字
、新村出(いづる)氏の編集で1955年、20万項目収録の初版を刊行。91年の第
4版以降、改訂のたび項目を増やしてきたが、「日本語として定着した言葉」を厳選し
てきた。
 今回の改定では新語約1万語を追加して、総項目数は約25万となるそうです。「安
全神話」「スマホ」「ツイート」「朝ドラ」「デトックス」「ブラック企業」「がっつ
り」「ちゃらい」など、私たちが多用している言葉が10万語の候補から選ばれたとの
ことでした。

 私は「○年ぶり」という言葉に会うとぞくぞくしてきます。というのは忘れてしまっ
ていることに再会できて、タイムマシンに乗ってその年に降り立ったように思えてくる
からです。
 2008年は北京オリンピックが開幕した年で、「なんも言えねぇ」がエド・はるみ
さんの「グー」とともに流行語になりました。この年あたりから「ゲリラ豪雨」が使わ
れ出し、私は『ホームレス中学生(田村裕)』や『O型自分の説明書』を読み切るため、
連日本屋さんに通った記憶があります。
 『O型自分の説明書』にどんなことが書かれてあったのかすっかり忘れていたので、
サイトで調べ直しました。私は次のような男であるらしいです。

 ・サバイバル的な状況に強い
 ・打たれ強い
 ・順応性が高い
 ・好きな人はめちゃくちゃ大切にする
 ・でも自分が必要とされてないような態度をされると即離れる
 ・自分を必要としてくれる人は裏切らない
 ・内心傷ついても平常心を装う
 ・友達大好き
 ・でも1人の時間もないとダメ
 ・寂しくてもだめ
 ・愚痴を聞くのは嫌いじゃない
 ・好きになったらとことん好き
 ・熱しやすく冷めやすい
 ・惚れっぽいが浮気はしない。
 ・あっさりしてそうで、実はヤキモチ焼き
 ・面倒くさがりだけど、几帳面
 ・変なことを覚えている
 ・やる気になるまでが長いが、何かにはまると専門家並の知識を得る
 ・好きなことには、とことん詳しい
 ・人を好きとか嫌いではなく、好きと苦手で分けている

 以上20項目でした。私にあてはまる項目がありましたら教えてください。尚、他の
血液型も『A型自分の説明書』『B型自分の説明書』『AB型自分の説明書』が出版さ
れていましたので、関心がありましたらサイトで調べてみてください。


「晩秋に向けて思うこと」

 先日、東京の友だちから届いたメールに添付されていたのは、マンション4階のベラ
ンダから眺められる富士山の写真でした。空になびく雲があかね色の濃淡を描いていま
した。
 素敵な風景が見られてうらやましいな、と思ったのは一瞬でした。マンション4階の
ベランダなどに私が立てるわけがありません。

 そういえばマンション4階どころではなく、高度一万メートルまで昇り、気流に乗っ
てアメリカに着くことに挑戦した「風船おじさん」が琵琶湖から飛び立ったのは、紅葉
が綺麗になる今頃でしたよね(調べたところ記憶違いで、晩秋の11月23日でした)。
 「風船おじさん」の計画は、ヘリウムガスを詰めた大小26個の風船に乗り、高度1
万メートルに上昇、気流に乗り40時間でサンフランシスコに着くというものでした。
 しかし「風船おじさん」は出発してから40時間経っても、方向違いの宮城県金華山
沖を高度2500メートルで漂っているところを海上保安庁の捜索機に発見されていま
す。「風船おじさん」は捜索機に手を振り、ゴンドラから荷物を投下して高度を上げた
ため、捜索機は飛行意志ありと判断し基地に帰還しています。琵琶湖からは1400キ
ロの地点です。それ以来「風船おじさん」は行方不明になりました。
 「風船おじさん」の目的は全滅に瀕している米国ネバダ州の「泣き砂保護」を訴える
ためのものでした。ですからマスコミにアピール出るよう泣き砂で有名な島根県仁摩町
から出発する計画でした。でも地元に反対され琵琶湖からとなったのです。そのことで
風を読み違えたのでしょうか。
 人間は風船を何個くらい装着すれば空を飛べるのか、という実験をした人の話により
ますと、体重55キロで3600個の風船で飛べたとのことです。「風船おじさん」は
大きい風船もあったといえ26個でした。
 都市伝説のように、「風船おじさん」は無事救出され、それ以降は恥ずかしいから表
舞台に顔を出ない暮らしをしている、という話が本当であってほしいものです。
 「風船おじさん」の名前は鈴木嘉和(すずきよしかず)さん。ピアノの調律師で、ゴ
ンドラ風船を「ファンタジー号」と名づけました。消息を絶ったときは51~2歳と記
憶しています。


 これは反対に東京の友だちに送ったメールに書いたことです。来月26日(日曜)は
泊まり込みで行きたい場所があるという内容でした。呑兵衛にはたまりませんし、なお
のこと蕎麦好きの私にはたまらない『大江戸和宴(おおえどわえん)』が23日から開
催されているのです。
 『大江戸和宴』は「そばと日本酒の博覧会。日本最大級のそばと日本酒のイベント」
と銘打って東京「代々木公園」で催されます。昨年から始まり、昨年は4日間で16万
人を超える動員数を記録しています。今年は認知度も高くなり、100近くあるブース
には私の苦手な行列ができるかもしれません。でもそれを凌駕する魅力があるのです。
 日本酒は山形県「十四代」、新潟「久保田」、愛知「醸し人九平次」、山口県「獺祭」
などの貴重な地酒を始めとして、各地の酒蔵から100銘柄が飲み比べのために集いま
す。
 蕎麦は山形県「新庄そば」、福島県「会津そば」、東京都「奥多摩天然わさびそば」、
静岡県「塩そば」、福井県「越前そば」など、有名な蕎麦が20店も出店します。
 私としては思い出深い「会津そば」をまず食べてみたいものです。今回出店している
「会津そば」は、湯ごね、水ごねの技法で打つ色の白い更級なのか、そば粉十割の黒い
蕎麦なのか、はたまた長い葱を箸の代わりにして食べる「ねぎ箸そば」なのか、想像も
また楽しです。
 問題は我が家から原宿までの往復費用、飲食代、それに相当酔うでしょうから、当日
帰宅は無理なので宿泊代です。来月10日までの入金状況によりますので、もしこの日
記で『大江戸和宴』の話題が書かれていなかったときは、「また塾は赤字かよぉ」と判
断してください。
 それはともかくとして、新酒や新そばの楽しめる晩秋の特別イベント。どなたも出か
けてみませんか!


 秋が深まったこともあり、このところ『ヒルナンデス』や、BSの『出発!ローカル
線聞きこみ発見旅』で「わたらせ渓谷鐵道」添いの紅葉情報や名物店が紹介されていま
す。
 「わたらせ渓谷鐵道」沿線は、17駅、約44kmの鉄道で、起点の桐生駅と終点の間
藤(まとう)駅では550㍍の標高差があるため、紅葉が各駅によって異なり、晩秋を
ひと月に渡って楽しむことができます。
 路線駅のあるみどり市や桐生は友だちが多いこともあり、紹介される景色やお店は何
回も訪ねていました。「富弘美術舘」、ジャガイモや玉ねぎで作る「コロリンシュウマ
イ」、古民家カフェの「伊東屋珈琲」、日本に旧石器時代があることを証明した相沢さ
んの「岩宿博物館」、建物遺産の「矢野園」、桐生の仲間や教え子との集合場所にして
いる鰻の「泉新」、桐生名物・幅広うどんの有名店などなど。
 それでも未知の情報と出会えるのが旅番組を観ている理由で、今回も宿泊してみたく
なった宿「神梅舘(みどり市大間々町上神梅)」がそれでした。
 一日3組だけしか予約の取れないこの宿は、民宿レベルの外観や館内です。でも宿の
自慢という「角地蔵尊お告げの湯」には首までつかってみたいですし、昭和らしい素朴
なお夕飯・朝ご飯は、目が贅沢に慣れている私には魅力たっぷりに映ってみえました。
この宿ならば、もみじが枝から離れて地上に舞い降りる音も、秋霧(あきぎり)のゆら
めく音も聞こえてきそうです。お味噌汁が美味しいだろうなぁ。。。


「私事ですが」

◆今年はクリスマスイブを友だちと過ごすと書きましたら、「今年もクリボッチの話を
読みたかった。」や、「受験シーズンでも休むのですか。」とのメールをもらいました

 クリスマスイブの日は、希望に叶った条件で宿泊できる温泉宿を友だちが探してくれ
たので、今年はクリボッチではありません。
 ご指摘のようにこれから受験シーズンですが、私がこの時期に遠出したり泊まる旅を
持てるのは、花木に水を与えなくても我慢してもらえるというメリットがあるためです。
受験シーズンの貴重な一日ですから、なおのこと大切に過ごそうと思うため、印象深い
旅にもなってきます。

 旅に出ると記念になんらかの印刷物を持ち帰り、年月日と同行した友だちがいた場合
にはイニシャルを書いておきます。ときには美術展のチケットであり、駅に置かれたパ
ンフレットであり、旅の途中で寄った店のレシートであったりします。それを旅専用の
ファイルに残します。
 ところで今朝のことです。本棚を整理していたとき、このファイルから「Toyoko
Inn(東横イン)」の306号室の鍵の使い方を説明する小さな栞が飛び出できました。
肝心な月日が記されていません。東横インなんて泊まったことがあったのかなぁと考え
てみました。
 もしかしたら「足利フラワーパーク」のイルミネーションを見にいったとき、泊まっ
たホテルが「Toyoko Inn」だったのかと思いましたが自信はありません。近年泊まっ
た横文字のホテルというと、アパホテルは別として、「セントラル」、「東急ステイ」、
「パークサイド」だったと思うので該当しません。
 もし足利ならば昨年の12月30日のことです。同行した友だちに教えてもらうこと
にします。

◆外食をしていて食べ残しが出たとき、持ち込んだパックに詰めて持ち帰っています。
痩せ猫君の餌です。
 今日、ランチを一緒にした友だちは、パックに箸を運ぶ私を見て、「最近はイヌ派で
はなく、すっかりネコ派だよな」と言ってからかいます。
 とりたてて猫が好きというわけではないのですが、妙な縁で痩せ猫君が我が家に立ち
寄るようになり、箒を使って庭を掃除していても、足元にすり寄ってくるので、「飛ぶ
鳥ふところに入るときは狩人も助く」のような心持ちでつきあっています。

 ランチを一緒に食べた友だちの一人は完全なネコ派で6匹の猫を飼っています。もう
一人は奥さんが犬を飼っているものの、「猫も犬も好きでない」と言います。私の場合
は幼い頃から犬を飼っている環境にいたことから、イヌ派、ネコ派に分けるとしたらイ
ヌ派になります。
 最近まとまったアメリカの調査(Associated Press-Petside.com)によりますと、猫
を飼っている人は一人暮らしか一人暮らしになる女性が多く、幼いころ家で猫を飼って
いた場合は半分の人が今でも猫を飼っているとありました。逆に犬を飼っていた人が大
人になって猫を飼う割合は1割程度と低いこともわかりました。
 イヌ派、ネコ派のおおざっぱな性格分析もありました。ネコ派は気ままで、内向的で
クールであり、恥ずかしがり屋な傾向があるそうです。イヌ派は社交的で、支配欲が強
く、攻撃的な性格でもあるとのことです。
 私は猫のように気ままでもあり、犬のように社交的でもありますから、もし来世で生
まれ変わるとき、「猫になるか犬になるかどちらかにしなさい」と言われたら、なんと
答えればよいのでしょう。

◆書き込みは次のようなものでした。

「また愚問ですいません。
『男は言葉でなく、行動で愛を伝える』と枝伸さんは書いてます。でも男は『賢者タイ
ム』のように自己主義です。女性を本気で愛しているのですか。愛しあうってほんとう
はどんなことですか。恋人に愛情を伝えるもっとも良い行動はどんなことですか。
また僕のブログに使わせていただきます。たくさん反響があります。ありがとうござい
ます。」

 女性はどう考えているのかわかりませんが、男は言葉で愛を伝えても、行動すること
で女性に愛を伝えても、その限界があることを知っています。愛とは消費期限がごく短
いのです。
ですから「愛しあうってどんなことですか」の答えの一つとして「会うこと」だと思い
ます。
 愛していなかったら会う気にもならないでしょう。二人時間をたくさん過ごせるデー
トや、二人旅にも出かける企画を立てたりすることも、親しい仲であればこそです。
 更にお互いが自分に「今、幸せか」と尋ねてみてください。幸せな理由に好きな人が
入っていたら、それも「愛し合う」ことの意味となっています。

 「恋人に愛情を伝えるもっとも良い行動」についてです。
 私が書き込み主さんのように若かったらという条件付きですが、高橋和巳さんの『我
が心は石にあらず』の一文のように恋人を愛します。

  皮膚のすべての部分が接触しあわねば不安で耐えられないかのように抱擁しあう。

 もしかしたら女性は、恥ずかしい自分を壊されそうなくらい愛されたとき、愛されて
いるということを実感してくれるのかもしれません。愛された経験が、自分は愛される
に値する人間だと思うことから自信に繋がることもあります。離れて暮らしていても心
穏やかに過ごすエネルギーにできる人もいるでしょう。とにかく一人ではなくなるので
す。
 恋した男女はいつも愛されている確証に飢えています。あなたなりの「愛情を伝える
もっとも良い行動」とは何か、自分の気持ちを伝えきる方法を学んでいってください。
 愛することとは現状維持ではダメ。殻を破り続けることです。


  :.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*


・我が家から比較的近くて、晩秋を楽しむ名所といったら『赤城自然園』になります。
 「しあわせを育てる森」といわれ、まもなくイロハモミジが紅く燃え、ブナやイタヤ
カエデが黄金色に輝く森になります。
 ホームページには「赤城自然園は赤城山西麓のに位置し、花々が咲き誇る春、生命力
にあふれる夏、木々が実り色づく秋と、日本の豊かな四季を織りなす美しい自然を感じ
ることができる森です。」とあります。
 せせらぎの音も心地良いこの森。我が家に来た県外のお客さんを連れて行ってみたい
ナンバーワンの晩秋ポイントです。

・痩せ猫君のことを書きましたが、もう一週間近く姿を見かけません。前の台風の夜、
玄関で鳴き声が聞こえたような気がしたので外に出たのですが、強烈な風雨が玄関に飛
び込んできたため、直ちに家に戻り野良猫君とは会えませんでした。あれからずっと残
飯は冷凍保存です。
 台風22号が近づいています。どうしているのだろうな。

 

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